シダ植物といえば、薄暗くジメジメした場所に生えているイメージが持たれがち。

ですが、色彩が美しいものや葉の形が美しい品種、オシャレな品種などさまざまな種類があり、観葉植物としても根強い人気を誇っています。

そこで今回は、インテリアに飾りたい爽やかなシダ類観葉植物と基本の育て方をご紹介。暑い夏のインテリアグリーンにぴったりな繊細で涼やかなフォルムに癒されてくださいね。

おさえておきたい!シダ植物の育て方〈基本の2つ〉

〈基本その1〉置き場所は直射日光を避けて

シダ植物は直射日光を避けた暖かい場所を好みます。よって、春~晩夏の置き場所はレースカーテン越しに日が当たる明るい場所、秋~冬は冷気が入りがちな窓際を避けた暖かい場所がベスト。

生育環境が悪いと株が弱ったり、葉が落ちやすくなったりするので注意しましょう。

〈基本その2〉水やりは「土の表面が乾いたらたっぷりと」

シダ植物の水やりは、一般的な観葉植物と同様に「土の表面が乾いたらたっぷりと与える」のが基本。

目安は春と秋が1~2日に1回、夏は1日に1回、冬場は4~5日に1回程度になります。

もちろん種類や置き場所によって異なりますので、極度に過湿、または乾燥状態にならないよう土の状態を気にかけながら管理してください。

繊細なフォルムが夏を涼やかに!目にも爽やかな〈シダ植物6選〉

〈その1〉アジアンタム

NancyAyumi/istockphoto.com

数あるシダ植物のなかでも、比較的知名度が高いアジアンタム。

色鮮やかな小さい葉を噴水のように広げ、インテリアを涼やかに彩ってくれます。鉢植えはもちろん、天井から吊るしてハンギンググリーンとして楽しむのもオススメ。

葉先がピンク色になる「ペルビアナム」、葉が極端に小さい「ミクロフィラム」などさまざまな種類があるので、飾る場所に合わせてチョイスしましょう。※参考価格:2000~8000円(5号鉢)