【西武池袋線の最新データを分析】もっとも混雑する区間は「椎名町→池袋」
続いて、西武池袋線に絞った最混雑区間&混雑率のデータをみていきましょう。同調査によると、西武池袋線のもっとも混雑する区間は「椎名町→池袋」。時間帯は「7:42~8:42」。輸送力が3万1301人に対して、3万6450人が乗車しており、混雑率は116%でした。これは東京圏の平均混雑率をやや下回っています。
【西武池袋線の最新データを分析】1日の駅別乗降客数は武蔵横手のみ減少
西武鉄道株式会社のホームページに掲載されている情報をもとに駅別乗降客数の変化をみると、2022年度の駅別乗降客数は武蔵横手以外の駅で2021年度を上回りました。もっとも乗降客数が多い池袋駅は39万7892人で前年比112%となっています。なおもっとも増加率が高かったのは高麗で前年比115%でした。(全駅の乗降人数は【表2】を参照)。
2023年度のデータはまだ発表されていませんが、コロナを取り巻く状況の変化や旅行者の増加を考えると、乗降客数はさらに増えていることが予想されます。今後、コロナ前の水準に戻っていくのか、そこまでは戻らないのか、今後の動向に注目したいところです。
参考資料
大蔵 大輔