アナウンサーになるためには学歴は必要?入社後の流れは?

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アナウンサーは憧れの職業であることから「アナウンサーになるのは難しい」と思っている人も少なからずいるでしょう。

では、アナウンサーになるためには、何か就業条件などが設けられているのでしょうか。

結論からお伝えすると、アナウンサーとして入職するにあたって、学歴や資格は必要とされていませんが、大卒者が多い傾向にあります。

実際に、厚生労働省 job tag(職業情報提供サイト) のデータによると、アナウンサーとして実際に働いている学歴として、71.4%が「大卒」となっています。

また、アナウンサーになりたい場合は、アナウンサー養成機関で研修を受けたうえで、入社試験に臨むケースが多いようです。

入社後は、日本語の正しい発声・発音・アクセントや、ナレーション、ニュースなどについて学びます。

入社1年目〜2年目から重要な仕事を任されるケースもあり、年齢を重ねるごとに管理職や経営に関する業務に携わることもあります。

なお、前述したとおり、アナウンサーは勤務形態が変則的なことが多いため、体調管理がしっかりとできる人が向いているでしょう。

また、アナウンサーは一人で行う仕事ではなく、スタッフや技術陣と共同で仕事を進める必要があるため、協調性も大切になります。

狭き門のアナウンサーだが可能性は無限大

本記事では、アナウンサーの平均給与や労働時間など、職業実態について解説していきます。

アナウンサーは人気職であるため、アナウンサーになれるのは狭き門ですが、年収は40歳代で約700万円であることから、夢がある仕事であるとうかがえます。

一方で、勤務形態が不規則であったり、少なからずメディアに露出したりすることから、大変な部分も少なくないでしょう。

とはいえ、他の職種よりもフリーランスに転身がしやすく、携われる仕事は多岐にわたることから可能性は無限大ともいえます。

「アナウンサーに興味がある」「アナウンサーになりたい」という方は、本記事を参考にアナウンサーの実態について今一度確認しておきましょう。

参考資料

太田 彩子