ブリヂストンが一時▲8%超安の暴落! 日経平均は3日続落

【東京株式市場】 2017年11月10日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日続落、約2カ月ぶりに3桁下落

2017年11月10日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 22,681円(▲187円、▲0.8%) 3日続落
  • TOPIX 1,800.4(▲12.6、▲0.7%) 続落
  • 東証マザーズ総合指数 1,143.6(+10.9、+1.0%) 4日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:596、値下がり銘柄数:1,357、変わらず:81
  • 値上がり業種数:8、値下がり業種数:25
  • 年初来高値更新銘柄数:94、年初来安値更新銘柄数:10

東証1部の出来高は18億9,046万株、売買代金は3兆5,894億円(概算)となり、いずれも前日より大幅減少となりました。売買代金は高水準を維持しましたが、ミニSQ算出に伴う嵩上げがあったことを勘案すると、実際はやや低調な商いだったと推測されます。やはり、前日の大幅な乱高下により、投資家の模様眺めが強まったかもしれません。

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そのような中、日経平均株価はNY市場の下落等を背景に、終日マイナス圏で推移しました。ただ、前場の序盤には一時▲356円安となる場面がありましたが、その後は下げ幅を縮小し、後場には一時▲144円安まで盛り返しました。結局、最後は3日続落で引けています。

ちなみに、日経平均株価が3桁の下落となるのは9月8日(▲122円安)以来のことです。

なお、TOPIXも同じような値動きで引けました。

東証マザーズ総合指数は4日続伸、売買代金も連日で1,000億円超

東証マザーズの出来高は7,788万株、売買代金は1,016億円となりました。出来高は前日より小幅増加となりましたが、逆に売買代金は小幅減少でした。新興市場も様子見スタンスが強まったものの、決算発表を受けての売買も増え、売買代金は連日で1,000億円を上回っています。

また、総合指数も4日続伸となり、徐々にではありますが、1,200ポイントをうかがう位置に入ってきました。今後は、個人投資家の資金流入が持続的なものになるかが焦点となりそうです。

ブリヂストンが一時▲8%超安の暴落、テルモと資生堂は年初来高値を更新

個別銘柄では、前日に通期業績見通しを下方修正したブリヂストン(5108)が一時▲8%超安の暴落となり、セコム(9735)も急落となりました。

また、日立建機(6305)が大幅安となり、ファナック(6954)やソフトバンクグループ(9984)も大幅下落で引けています。

一方、テルモ(4543)と資生堂(4911)が大幅高となり、いずれも年初来高値を更新しました。また、日本電産(6594)や任天堂(7974)などが堅調に推移し、前日に10連騰が成らなかったソニー(6758)も小幅反発しています。

新興市場では、そーせいグループ(4565)が久しぶりの急騰となり、串カツ田中(3547)も大きく値を上げました。一方、前日急騰した力の源ホールディングス(3561)は大幅反落で引けています。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット動向、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄や投資といった個人の資産運用動向を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。