東芝のセグメント分析
ビルソリューション事業は、売上高が前年同期比▲605億円となっている。これは空調子会社であった東芝キヤリアを2022年8月1日に売却して連結から外れたことが大きく影響した。
デバイス&ストレージソリューション事業は、前年同期比で減収減益となった。半導体は
同社の完全子会社である株式会社ニューフレアテクノロジーのマスク描画装置(電子ビームによる描画制御技術をコア技術として、精密機械制御、大規模データ処理、レーザ計測技術等の高度な要素技術を統合した装置)販売が好調であり売上高は前年同期比+165億円であった。一方、HDD他は、HDD市場の縮小が影響し売上高は前年同期比▲261億円となり、デバイス&ストレージソリューション事業の減収減益要因となった。
海外売上高については、北米以外は前年同期比でマイナスとなり、海外売上高は前年同期比▲540億3800万円と連結売上高の減収に大きな影響を及ぼした。