年金生活者支援給付金はいくら?夏の物価高に知っておきたい助成制度(8月15日支給)
2023年度は2.5%増額。障害年金生活者支援給付金、遺族年金生活者支援給付金はいくら?
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将来の安定した生活を築くために欠かせないテーマ、それが「年金」です。
長い人生の中で努力を積み重ねてきた結果、迎える際に頼りになる手段の一つと言えるでしょう。
しかし、夏の物価高などにより、年金だけでは不安の方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
年金を受け取る生活となったときに、年金生活者を支援してくれる「年金生活者支援給付金」について知っておきましょう。
2023年度からは、年金収入が一定以下の方に支給される「年金生活者支援給付金」が増額となりました。
将来の安心な老後生活を実現するために、年金に関する知識を深めていきましょう。
1. 年金生活者支援給付金の基準額は2023年度いくら?
年金生活者支援給付金とは、公的年金等の所得が低く、経済的な支援を必要としている人に対して支給されるお金です。
社会保障と税の一体改革に伴い、2019年10月に導入された比較的新しい制度といえます。
2023年度には基準額が2.5%増額され、次の支給日は8月15日(火)に迫りました。気になる金額はいくらなのでしょうか。
実は、年金生活者支援給付金には3種類があります。
老齢年金生活者支援給付金・障害年金生活者支援給付金・遺族年金生活者支援給付金の基準額を見ていきましょう。
- 老齢年金生活者支援給付金:5140円
- 障害年金生活者支援給付金:1級は6425円、2級は5140円
- 遺族年金生活者支援給付金:5140円
それぞれ2022度より2.5%の増額となりました。
ただし、このうち老齢年金生活者支援給付金の金額は個々の状況に応じて決まるため、必ずしも5140円が支給されるわけではありません。
執筆者
千葉工業大学卒業後、株式会社LOFTに入社、その後東京海上日動あんしん生命保険に入社し、4年間保険営業を経験。現在は個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。幅広い世代への資産運用のアドバイスにおいて、バランスを考えた提案が強み。一種外務員資格(証券外務員一種)を保有。
監修者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)