大学費用の準備方法3つ
大学の学費は、そう簡単に準備できる金額ではありません。
特に私立大学の医学部の場合、しっかりとしたマネー計画がなければ、安易に進学を決めることはできないでしょう。
最終的に自分の子どもが国立に行くのか、私立に行くのか、また文系にするのか、理系にするのかは、受験が終わるまで分かりません。
そのため、どんなケースでも進学できるように、余裕を持ってお金を準備しておくことが大切です。
大学の費用を用意するポイントは、大きく3つあります。
- 必要な金額を把握する
- 子どもが小さい頃に積極的にお金を貯める
- 奨学金制度などの情報をチェックする
まずは、大学の学費を把握し、貯めるべき目標金額を決めましょう。全てのご家庭が、私立医学部の学費を準備するのは難しいでしょう。そこで、「私立文系には進学できるように、400万円くらいは頑張ろう」というように、大体の目安を決めておきましょう。
そして、貯金は子どもがまだ小さい頃から始めましょう。小学校や中学校のうちは、公立学校に進んだ場合、親が負担する金額はそこまで高くありません。子どもが小さい頃の方が、貯金を効率よくすすめることができるでしょう。
さらに、実際に大学に進学する際には、利用できる奨学金制度はないか、子どもと一緒に調べてみましょう。
各自治体が行っているものや、大学独自の制度もあります。返済しなくてもよい奨学金や、無利子で借りられるものなどもあるので、情報収集が大切です。
将来、子どもの負担が大きくなりすぎないようにしっかり話し合いながら、奨学金の活用を検討してみましょう。
大学進学に向けた貯蓄計画を
いざ子どもが大学に進学する際に、「お金が準備できていない」と困ることがないように、早め早めに教育費のマネープランをたてることが大切です。
今回ご紹介した内容を参考にしながら、大学にかかる費用を認識し、積極的に貯金にはげみましょう。
参考資料
下中英恵FP事務所 下中 英恵