「医学部」に行くにはいくら必要？【大学学費】国立大学と慶應義塾大学はいくらか東京大学と早稲田大学の学費も確認

一方、私立大学は国立大学に比べて、学費が高いという特徴があります。

そして、文系の学部に比べて、理工学部など実験を行うような理系の学部は学費が高くなる傾向があります。

たとえば早稲田大学の場合、学部の初年度にかかる費用は、以下の通りとなっています。

【図表2】

4年間文系の私立大学に通うと350〜450万円くらいが一つの目安でしょう。

親としては、子どもには国立の大学に行ってもらった方が経済的に助かりますね。

ただし、国立大学は人気が高く、狭き門です。子どもには志を高く持ち、受験を乗り越えてもらう必要があります。

医学部にかかる費用はいくらか。慶應義塾大学を確認

次に、医学部に必要な学費をチェックしていきましょう。

医学部を卒業するためには、一般的に6年間大学に通う必要があります。つまり学費も6年分です。

そして、医学部の場合、国立大学と私立大学で、学費にさらに大きな差があります。

国立大学の場合、医学部であっても、必要な学費は他の学部と大きく変わりません。たとえば、東京大学の場合、先ほどご紹介した通り、授業料は以下の通りとなります。

そのため、6年間の学費は大体350万円くらいになります。

一方、私立大学の医学部は他の学部と比べて大きく学費が異なります。

【図表3】

【図表3】にある通り、慶應義塾大学医学部の場合、初年度にかかる費用は387万3350円、2〜6年目にかかる費用は367万3250円です。

入学してから卒業するまでの6年間で必要となる金額は、約2224万円となります。国立大学の医学部に比べて、6倍以上お金がかかる計算です。