LIMOが2022年8月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年8月6日)
お気に入りの植物を鉢植えにして置くだけで、庭がなくても手軽にガーデニングが楽しめるベランダガーデン。
室内からキレイな花やグリーンをながめる楽しさはあるものの、高温になる夏のベランダは植物にとっては過酷な環境です。
今回は夏のベランダガーデニングの暑さ対策や注意点を紹介します。暑さに強いオススメの花も見ていきましょう。
1. ベランダガーデンの暑さ対策
1.1 日陰をつくる
コンクリートのベランダは夏の直射日光をうけてかなりの高温になります。植物が傷まないように、積極的に日陰を作って植物を守ることが大切です。
日本で昔から日よけとして使われてきたよしず、洋風でオシャレなオーニングやサンシェードなどで、強い日差しを遮ってあげましょう。
1.2 水やりの回数を増やす
ベランダガーデンは植物を鉢植えにするので、庭植えより土が乾きやすくなります。水切れしないようにこまめに土の様子を観察して、1日に1~2回水を与えましょう。
水やりは朝または夕方の涼しい時間帯に。株元だけでなく葉や植木鉢にも水をかけると、全体の温度が下がって植物にとって快適になります。
1.3 風通しをよくする
ベランダは庭より風通しがよくないので、暑さがこもりやすく蒸れを起こしがちです。鉢は直置きせず、花台やレンガなどを敷いて床とすき間を空けるのがオススメ。
鉢横は並べて置かず、空間を空けたり高低差をつけて飾ったりするとよいでしょう。株の風通しをよくするために、混み合った枝や葉を剪定しておくのもポイントです。
1.4 室外機の熱風を避ける
ベランダに置いてあるエアコンの室外機からは、使用時に熱い風が出てきます。吹き出し口からの熱風が植物に当たらないように、鉢は室外機の近くを避けて置きましょう。