「落雷」により保険金支払い件数は「火災」による被害より多い
落雷により建物や家財が損害を受けることはレアなケースと思う方もいるかもしれませんが、年間にどのくらい発生しているのでしょうか。
損害保険料率算出機構の「火災保険・地震保険の概況(2022年度)」には、災害種別ごとの保険支払い件数がまとめられていますので一部を紹介します。
上表から、落雷による被害は一般的な火災による被害よりも保険金支払い件数が多いことがわかります。また、被害件数も年々増加傾向にあるといえます。
落雷による火災保険まとめ
落雷により建物や家財が損害を受けた場合は、火災保険の補償を受けることができます。
ただし、「建物のみ」や「家財のみ」の場合は補償対象が限られることや、損害を受けてから3年を超えると保険金請求権が時効により消失してしまうことに注意が必要です。
なお、補償対象や対象外になるケースなど細かい点は保険会社または商品により異なるため、加入している火災保険の補償対象や内容を確認しておくと良いでしょう。