童話の世界を再現したような、ありのままの自然美を楽しむイングリッシュガーデン。

広大な庭やガーデニングスキルが必要に思われがちですが、基本を押さえれば狭い庭でもイングリッシュガーデンに近付けることは十分可能です。

今回はイングリッシュガーデンの基本と、オススメの植物をご紹介。暑い夏は、お庭のメンテナンスは最小限におさえて、庭づくりを見直したり、秋からの庭づくりの作戦を立てる絶好のタイミング。イングリッシュガーデンの基本をチェックして、ぜひDIYの庭づくりにお役立てください。

庭づくりにとりいれたい!イングリッシュガーデンの基本3つ

〈その1〉植物の高低差を意識して立体感のあるボーダーガーデンに

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ボーダーガーデンとは、植物の高低差を意識した庭・花壇のスタイルこと。手前には草丈が低い植物を、奥にいくにつれて草丈が高くなるよう植物を配置し、庭全体に立体感が出るようレイアウトしてみましょう。

たくさんの植物を植えるスペースがないときは、フェンスや壁にツル性植物を這わせて縦横にグリーンを広げるのもオススメ。

手が届きやすいところに一年草を、奥のスペースや歩きづらい場所に多年草や樹木類を植えるとお手入れがしやすくなりますよ。

〈その2〉森の小道のような曲線のデザインを意識して

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庭をデザインするときは、直線ではなく曲線に構成してみましょう。例えるなら「曲がりくねった森の小道」。

門から玄関に向かうアプローチ、花壇の縁、鉢やプランターの並べ方など、できるだけ曲線になるよう意識してみてください。

長いアプローチや広い庭がある場合は、ところどころに土を盛って起伏を付けるのもオススメです。

〈その3〉背景に馴染むナチュラルなガーデンファニチャーをチョイス

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イングリッシュガーデンはありのままの自然を楽しむ庭。ガーデンファニチャーは自然の背景に馴染むよう配慮し、プラスチックやブロックなどはできるだけ目立たせないようにしましょう。

【ガーデンファニチャー選びのアイデア4つ】

  • 鉢やプランターはテラコッタに、ジョウロはアンティーク風のものにする
  • ホースやリールも茶色や銅色、ネイビーなど目立たない色のものに変える
  • 木製ベンチやバードバス、立水栓を取り入れる
  • アプローチや花壇の縁に枕木やレンガを使う

フェンスや門扉などは塗装でカバーするのがオススメ。植物を植えたあとに全体的なバランスを見て、少しずつファニチャーを取り入れていくと失敗しにくく、また費用を抑えることができますよ。