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(初公開日:2022年8月2
日)

生きていく上で必要不可欠な「お金」ですが、「稼いでいるのにお金が全然貯まらない…」と嘆く方もいるのではないでしょうか。

1958年、イギリスの歴史学者・政治学者のシリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した『パーキンソンの法則』の第2法則では、人は「支出の額は収入の額に達するまで膨張する」と説かれています。

要するに、人間は「お金などの資源をあるだけ使ってしまう」ということを表しており、貯蓄に取組む際の戒めと言葉となりました。「収入が増えたはずなのにその分支出も増え、お金がまったく貯まらない」というエピソードが代表的ですね。

「貯蓄上手な人=高収入」「貯蓄下手な人=低収入」という訳ではありません。「貯蓄上手な人」と「貯蓄下手な人」のそれぞれの習慣があります。

今回は銀行員の経験をもとに、無意識にしがちな「貯蓄下手な人」の特徴についてまとめました。

1. 「貯蓄下手の人」にありがちなNG行動1.収支が把握できていない

「貯蓄下手な人」の共通点として、「何にお金を使ったか把握できていない」方々が多い印象があります。収支状況が把握できないために、お金が貯まりにくい環境になり、悪循環が発生するのです。

対して、「貯蓄上手な人」の共通点として、収支状況を把握するために「お金の見える化」を実践している方々が多いです。

「毎月の家計の収支と支出のバランスが取れているか」をチェックする習慣ができているため、計画性のない支出を抑えられます。

出典:金融庁「高校生のための金融リテラシー講座」(2022年3月17日公表)

最近では、スマホで管理ができる家計簿アプリやレシート管理のアプリなど便利なツールが沢山あります。まずは、自分が取り組みやすい方法で家計を記録し、的確に収支を把握しましょう。

2. 「貯蓄下手の人」にありがちなNG行動2.お金を貯める目的が定まっていない

「いつまでにいくら貯める」といった具体的な貯蓄の目的がなければ、お金を貯めるという意識が高められず、優先順位が低くなるでしょう。

実際に貯蓄の目的を明確にすることで、目標金額が近づくに連れて、モチベーションが上がり、貯蓄への意識が高まります。

出典:金融庁「高校生のための金融リテラシー講座」(2022年3月17日公表)

貯蓄上手の方は、生活設計を立て、貯蓄の目的を明確にしています。「必要なもの」と「欲しいもの」の区別ができており、全体的に支出自体が少ない印象です。

頑張る理由や目的ができれば、真剣に自分のお金について考える時間を作りやすいもの。メリハリのある計画的な支出をしていきましょう。