3.2 厚生年金の注意点:月額14万円には「国民年金」部分も含まれる

さらに、「厚生年金の平均月額14万円」という数字には、国民年金の月額が含まれていることにも注意が必要です。

「厚生年金の平均月額14万円」に加えて国民年金が上乗せされると思われる方もいますが、あくまでも平均月額の「14万3965円」は、国民年金と厚生年金の合計額です。

別途、国民年金が上乗せされるわけではありませんのでご注意ください。

4. 厚生年金の目安額を知るには

では、自分自身の年金目安額を知るにはどうすればいいのでしょうか。

ひとつは、毎月の誕生月に郵送される「ねんきん定期便」を確認するという方法があります。

届くまで待てない方や詳細に確認したい方は、インターネットでいつでも確認できる「ねんきんネット」がおすすめです。

また、厚生労働省の「公的年金シミュレーター」を活用すれば、今後の働き方や年収アップを想定した将来の年金受給額を試算することもできます。

5. 豊かなセカンドライフに向けて考えてみては

多くの世帯にとって、公的年金が老後の主な収入源になります。

年金が具体的にどのくらいもらえるかを把握しておけば、セカンドライフを過ごす上でもある程度の目安になるかと思います。

しかし年金のみをアテにして老後の生活を過ごすには、かなりリスクが伴う時代になってきました。

年々上昇していく物価、しかしなかなか増えていない年金額。ここをしっかりと比較した上で国民年金、厚生年金に変わる自分年金の準備が必要になってきます。

二階建ての年金制度から更に自分自身で若い頃から資産形成を行い、自分年金という三階建の年金制度を構築していくことが、豊かな老後を過ごす上で大切になるでしょう。

今はNISA制度やiDeCoといった、国が推奨している資産形成の手段があります。

貯金の金額のいくらかを運用に回し、豊かな老後のために今から準備していくことが大切かもしれませんね。

参考資料

杉田 有毅