LIMOが2022年8月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年8月10日)
花の咲き方はさまざまなタイプがあり、それぞれ特徴や個性を持っています。
なかでも夏の庭を涼やかに演出してくれるのが、スッと花穂を高く上げ穂状に咲く草花。スリムな花姿が涼しげで、蒸し暑い夏の庭も爽やかな印象に。
今回は夏にピッタリな清涼感あふれる穂状の花を紹介します。
1. 「穂状の花」ってどんな形?
「穂状」は「すいじょう」と読み、文字どおり穂のような状態や形を意味する言葉です。植物の中で穂状に咲く花は、花の下の細い茎がなく、主軸となる長い茎に直接花が付きます。
基本的に花は下から咲き開き、徐々に上へと開花していくのが特徴。細長い花姿がシャープで野性味があり、ナチュラルな雰囲気の庭によく合います。
2. 穂状に咲く夏の花オススメ10選
2.1 セージ
爽やかな香りのするハーブとして知られるセージ。昔から薬用として使われてきたコモンセージをはじめ、花がキレイな園芸種までさまざまな品種があります。
耐暑性や耐寒性に優れ、強健な性質で旺盛に生長します。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)
2.2 クガイソウ
クガイソウは日当たりのよい野山でよく見かける山野草。1メートルほどの草丈で群生すると美しく、スッと立ち上がるブルーや白の花に清涼感があります。
開花後は花ガラを剪定しておくと、脇芽からまた新しい花が咲きます。※参考価格:500~800円前後(3号ポット苗)