観葉植物には多くの種類がありますが、ここ数年で特に人気を集めているのが「ビザールプランツ」。
不思議なシルエットに「見ているだけで癒される」「とにかく愛らしい」という人も多く、年齢性別問わず幅広い層から支持されています。
今回は暑い夏にうれしい、室内で眺めるだけで癒やされるビザールプランツの魅力と、ガーデニング初心者でも育てやすいものをピックアップ。あわせて管理方法や育て方のポイントを解説していきます。
魅惑の観葉植物、ビザールプランツ(珍奇植物)の世界
ビザールプランツ(Bizarre plant)を直訳すると「珍奇な植物」。
特にこれといった定義が決まっているわけではなく、見た目や特性が風変わりな植物を総称しビザールプランツと呼んでいます。
多くは多肉植物やサボテン、根塊植物(コーデックス)などになり、育てやすいものから管理が難しいものまでさまざま。
近年ではビザールプランツ専門店も登場するなど、ボタニカルライフを楽しむ人々を中心に愛好者が広がっています。
初心者でも育てやすいビザールプランツ〈おすすめ5選〉
〈おすすめ1〉パキポディウム・ラメレイ
むっくりとした幹にトゲトゲの鎧を身に着けたような、摩訶不思議な姿が魅力のパキポディウム。さまざまな品種がありますが、ヤシの木のようなフォルムのパキポディウム・ラメレイは比較的育てやすい品種です。
春から秋にかけては直射日光が当たる場所に置き、水やりは土が完全に乾いてから与えるようにします。冬は室内の暖かい場所で管理し、水やりは不要。
寒さにさえ気を付ければ元気に育ちやすいので、初めてのビザールプランツ栽培にもおすすめです。※3000~1万円(3~5号鉢)