水挿し観葉植物とは、文字どおり水を入れた容器で育てる観葉植物。

インテリアにみずみずしいグリーンアイテムを飾って、暑い夏を涼しげに演出することができます。

今回は水に挿して育てるコツや、水挿しで栽培できるオススメの観葉植物を紹介します。

観葉植物を水挿しで育てる3つのメリット

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〈メリットその1〉夏のクールアイテムになる

水挿し観葉植物は茎を切って水に生けたり、根がついたままの株を水に浸けたりして育てます。透明のコップを使って、水の中にビー玉などを沈めておくと涼しげ。

外は猛暑でうだるような暑さでも、部屋の中はクールで爽やかに演出できます。

〈メリットその2〉土いらずで衛生的

土を使わずに水だけで植物を育てる栽培方法は、家の中に土を入れたくない方にピッタリ。虫の発生も抑えられるので衛生的です。

〈メリットその3〉置き場所を選ばない

水挿しは数本の枝で仕立てるので、比較的コンパクトサイズに収まります。家具や棚の上にさりげなく置くとオシャレなインテリアグッズに。

土がこぼれ落ちる心配がなく、キッチンやバスルームでも気軽に育てられます。

観葉植物を水挿しにする〈作り方2つ〉

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〈作り方 1〉元気な茎を切って、水に挿す

新芽が出て旺盛に伸びている元気な茎を使いましょう。茎に3枚以上葉が付いた状態で切ると、光合成を活発に行って根が出やすくなります。

茎を切る際はよく切れる刃物を使って、できるだけ切り口を傷つけないように。切り口から白い樹液が出る植物は、しばらく水に浸けて樹液を完全に出し切ってから水挿しします。

〈作り方 2〉根を付けたまま土を落として、水に挿す

鉢から株を優しく取り出し、土や水ゴケを洗い流します。古くて傷んだ根があれば取り除きましょう。長く伸びた根は短く切り戻すことで、新しい根が伸びやすくなります。

容器に株を入れ、株元がしっかり浸かるまで水を注ぐと完成です。