■60歳代の貯蓄分布(平均貯蓄額2539万円)
- ~100万円未満:8万88世帯(7.0%)
- 100万円~:4万2726世帯(3.7%)
- 200万円~:3万4326世帯(3.0%)
- 300万円~:2万9066世帯(2.5%)
- 400万円~:3万284世帯(2.6%)
- 500万円~:3万2533世帯(2.8%)
- 600万円~:3万732世帯(2.7%)
- 700万円~:3万3043世帯(2.9%)
- 800万円~:3万8922世帯(3.4%)
- 900万円~:2万5797世帯(2.3%)
- 1000万円~:7万107世帯(6.1%)
- 1200万円~:5万4300世帯(4.7%)
- 1400万円~:3万9877世帯(3.5%)
- 1600万円~:3万9816世帯(3.5%)
- 1800万円~:4万4619世帯(3.9%)
- 2000万円~:9万6900世帯(8.5%)
- 2500万円~:8万930世帯(7.1%)
- 3000万円~:13万4127世帯(11.7%)
- 4000万円~:20万7478世帯(18.1%)
貯蓄が4000万円以上ある世帯の割合は18.1%です。約5.5世帯に1世帯が4000万円以上の貯蓄を持っている計算になります。
「4000万円以上の貯蓄がある世帯が意外に多い」と感じる人もいるのではないでしょうか。
一方で、貯蓄が500万円未満の世帯の割合も18.8%と高いです。そのため、世帯によって貯蓄額に大きな差があることがわかります。
70歳代「貯蓄4000万円以上」の割合は何パーセントか
次に、70歳代以上で貯蓄が4000万円以上ある人の割合を確認しましょう。総務省統計局「家計調査貯蓄・負債編ー2021年(令和3年)ー(二人以上の世帯)」によると、70歳代以上の貯蓄額の分布は以下のとおりです。
■70歳代の貯蓄分布(平均貯蓄額2511万円)
- ~100万円未満:14万8896世帯(7.9%)
- 100万円~:6万4999世帯(3.5%)
- 200万円~:6万426世帯(3.2%)
- 300万円~:6万9205世帯(3.7%)
- 400万円~:6万2104世帯(3.3%)
- 500万円~:7万670世帯(3.8%)
- 600万円~:5万2589世帯(2.8%)
- 700万円~:4万9056世帯(2.6%)
- 800万円~:6万433世帯(3.2%)
- 900万円~:4万6408世帯(2.5%)
- 1000万円~:10万9329世帯(5.8%)
- 1200万円~:8万5755世帯(4.6%)
- 1400万円~:6万9842世帯(3.7%)
- 1600万円~:8万2145世帯(4.4%)
- 1800万円~:5万9305世帯(3.2%)
- 2000万円~:15万265世帯(8.0%)
- 2500万円~:12万1065世帯(6.5%)
- 3000万円~:17万7308世帯(9.5%)
- 4000万円~:33万4754世帯(17.9%)
4000万円以上の貯蓄がある世帯は17.9%となっていて、60歳代と比べて大きな差はありません。70歳代以上で4000万円の貯蓄があれば、安心して老後を過ごすことができると考えられるでしょう。