夏休みに入り、大学受験に向けて夏期講習に通うお子さんも多いでしょう。親としては子どもを応援する一方で、学費に不安を感じる方もいると思います。

高校卒業後、大学に進学する場合、どのくらいお金がかかるのでしょうか。国立と私立で、どのくらい費用が異なるのでしょうか。

今回は、大学進学にかかるお金について、具体的な大学の授業料を比較しながら、詳しく解説します。理系や医学部に進学した場合の学費もご紹介します。

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国立大学の学費はいくらか。東京大学を確認

まずは、国立大学の学費についてチェックしていきましょう。東京大学の学費は、以下の通りとなっています。

東京大学の学費

  • 入学料    :28万2000円
  • 授業料(年間):53万5800円

国立大学の特徴としては、学部によって、学費が変わらないという点が挙げられます。

私立大学の場合、医学部や理工学部は、実験や実習を伴うため、学費が高くなる傾向が見られます。国立大学の場合、医学部や理工学部であっても、文系の学部と同じ学費で済むというのが大きなメリットです。

経済的な理由から、国立大学を目指す人も多いですが、国立大学の医学部などは人気で倍率も高くなる傾向が見られます。