大学の費用を準備する方法
文部科学省「令和3年度子供の学習費調査 調査結果の概要」によると、公立の小学校や中学高校に進学した場合、高校卒業（18歳）までに必要な教育費は600万円程度です。
一方、私立大学（医学部を除く）に進学した場合、4年間で一気に400〜700万円くらいが必要になります。
一般的に、子育てにおいて教育費が大きくかかるのは、子どもが大きくなってから、特に大学進学時です。そのため子育ての後半戦に向けて、子どもが小さいころがお金の貯め時となります。
子どもが産まれた時からコツコツとお金を準備することがポイントです。
さらに、子どもの進学時までに学費を準備できない場合は、奨学金制度の活用を検討してみましょう。
子どもとよく話し合い、応募できる奨学金制度はないか探して、将来の子どもの負担が大きくならないかを見極めることが大切です。
大学が独自に行っている奨学金制度や、国や市区町村が行っている制度もあるので、情報収集をしっかり行いましょう。
大学学費のまとめ
大学進学に必要なお金は、簡単に貯められるものではありません。
親は長期的に子どもの進学費用を準備する必要があります。
今回ご紹介した大学の学費を参考にしながら、自分の家の貯金で足りるのか、マネー計画を確認してみましょう。
参考資料
下中英恵FP事務所 下中 英恵
