暑い日が続いています。外に出るのが嫌で、休日はエアコンの効いた家でゆっくり過ごしている人も多いかもしれません。
そんなおうち時間で考えたいのが「お金の問題」です。特に、40～50歳代は老後が近づいているため、老後資金の用意をはじめたいところでしょう。
では、周りの40～50歳代はどれくらい貯蓄ができているのでしょうか。本記事では、40～50歳代の貯蓄の平均値と中央値を解説します。1000万円以上の貯蓄がある世帯の割合も紹介するので、参考にしてみてください。
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【40歳代】平均貯蓄額と中央値はいくらか。1000万円以上ある世帯の割合は？
まずは、40歳代の貯蓄額を確認しましょう。金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査［二人以上世帯調査］（令和4年）」によると、40歳代二人以上世帯（夫婦世帯など）の金融資産保有額の実態は以下のとおりです。
■40代二人以上世帯の貯蓄（平均・中央値）
- 非保有 ：26.1％
- 100万円未満 ：11.1％
- 100～200万円未満 ：7.2％
- 200～300万円未満 ：5.4％
- 300～400万円未満 ：5.5％
- 400～500万円未満 ：4.2％
- 500～700万円未満 ：7.9％
- 700～1000万円未満 ：7.3％
- 1000～1500万円未満 ：7.4％
- 1500～2000万円未満 ：3.8％
- 2000～3000万円未満 ：5.2％
- 3000万円以上 ：4.9％
- 無回答 ：3.8％
平均値 ：825万円
中央値 ：250万円
平均値は825万円です。中央値は250万円のため、平均値と中央値の差は3倍以上あります。一部のお金持ちが、平均値を引き上げていることがわかるでしょう。
また、1000万円以上の貯蓄がある世帯の割合は21.3％です。約5世帯に1世帯が1000万円以上の貯蓄がある計算となります。一方で、貯蓄がまったくない世帯も26.1％あるため、世帯による貯蓄額の差はかなり大きいです。
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