2023年初来のイオン(8267)の株価は、年初は横ばいの値動きが続きましたが、3月以降は好決算もあり株価が上昇傾向にあります。
今回の記事ではイオンの株価や配当金、株主優待、またリスクについてまとめました。
※株式分割の影響は、株価や配当金、株式数など全て遡及修正して株価を調整しています。
※記事中で記載の株価は全て終値となっています。
1. 【イオン(8267)の株価】好決算が株価上昇のドライバーか
イオンは1月半ばの2023年2月期第3四半期の決算と、4月の通期決算の発表で、いずれも堅調な業績を示し、株価上昇のドライバーになったと考えられます。
そもそもイオンのような小売業にとって、原料高や円安は輸入物価の高騰をもたらすためマイナスとなりがちではあります。
足元の状況は逆風環境でしたが、イオンは2023年2月期の決算で営業収益で過去最高の9兆円台、利益水準はコロナ禍前の水準を取り戻すなど好決算を発表しています。
こうした堅調な業績は、足元の株価上昇のドライバーとして作用していると思われるでしょう。