日本では先の選挙で自民党が大勝し、第4次安倍政権が誕生しました。

安倍首相の総裁任期は来年9月に満了しますが、何事もなければ総裁任期は2021年まで継続となるでしょう。そうなれば、歴代最長の超安定政権になります。喫緊の課題である経済対策については、来年4月に任期満潮となる日銀黒田総裁の後も、基本的に大規模金融緩和を継承する人事が行われるでしょう。

しかし、日本には年間約50兆円もの国債を買い支えできる国民の金融資産は、実はもうあまり残っていません。あと4年持ちこたえられるのかどうか?

もし買い支えができなくなったらどうなるか? 金利が一気に上昇、超円安となり、歯止めの効かないインフレが発生、日本そして世界も大混乱に・・・。

このような最悪のシナリオの可能性は、かなり高いと私は思っています。

いま株高に一喜一憂するのでなく、そろそろ冬支度を始めた方が良いのかもしれません。冬支度に必要なのは、インフレに強いといわれる、不動産、円以外の外貨建て資産、金、銀、プラチナなどでアセットアロケーションを組むことです。

「良い時に、最悪の事態を想定し、備える」

古今東西、冬支度を怠らない人が生き延びているのです。

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浦田 健