【医療・福祉業界の最新給料事情】 男性の賃金は安定上昇、女性も他産業より高水準
20歳代の賃金は20~24歳が23万9000円、男性だけだと22万8000円、女性だけだと23万1700円。25~29歳が25万8900円、男性だけだと26万9600円、女性だけだと25万4600円。20歳代前半では男性より女性の賃金の方が高いという結果になりました。
医療・福祉業界の年齢ごとの賃金推移をみると、男性は伸び率が高く、ピーク時(55~59歳)では47万7700円と全産業平均(男性、41万6500円)を6万1200円も上回ります。また女性では全年齢を通して他の産業より高い水準を維持しており、60歳代以降の下げ幅もやや小さくなっています。
※「令和4年賃金構造基本統計調査」における賃金は、調査実施年6月分の平均所定給与額を指します。現金給与額から超過労働給与額を差し引き、所得税等を控除する前の額です。
参考資料
大蔵 大輔
執筆者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
最終更新日:2025/04/01