注文住宅の後悔その4. 窓の配置をあまり考えなかった
「窓の配置は適当に決めました」と後悔しているご夫婦。
窓の配置を考えていなかったため、リビングや寝室の風通しが悪いそうです。
風通しが悪くなると、夏に湿気が溜まります。そのため除湿にお金がかかり、家計を圧迫し大変です。
空調や扇風機をうまく活用して、部屋に湿気をためないようにするのが家を長持ちさせる秘訣です。
注文住宅の後悔その5. ゴミ出し場所への距離が遠すぎた
多くの方が陥りがちなのが、ゴミ置き場までの距離を後悔することです。
このご夫婦も、ゴミ出し場までの距離が遠すぎて困っています。
ご夫婦いわく「見晴らしが気に入ったので高台の土地に家を建てました。しかし、ゴミ出し場まで200m離れていて毎日大変で…。生活が不便だと感じています」
家を建てる土地を決めるときは、最初に「ゴミ捨て場所」を確認することがおすすめです。
ゴミ捨て場所の確認は、以下のようにしましょう。
- 不動産会社に相談する
- 役所に確認する
「近くにゴミ捨て場があるから安心」と思っていたら、かなり離れた場所がゴミ捨て場だったというケースもあります。
- 隣の集合住宅専用のゴミ捨て場
- 使用されていないゴミ捨て場
ゴミ捨て場には、上の2つのようなケースも多いのが現状です。
近くにゴミ捨て場があったからといって自分で判断せずに、必ず不動産会社や役所に確認するようにしましょう。
これから注文住宅を建てる人へアドバイス
長期優良住宅のような家は、性能がよく地震にも強いため快適に長く暮らせるでしょう。
しかし、性能や耐震性が良い家でも、住む人が快適に暮らせなければ意味がありません。
とはいえ、実際に住んでみてから気づく後悔ポイントがあるのも現実です。
家づくりで少しでも後悔しないために、このご夫婦が後悔した「後悔ポイント」をしっかりと理解するようにしましょう。
「家を建てた方の体験談をたくさん聞くこと」こそが、家づくりで後悔しないためのポイントです。
参考資料
岩井 佑樹