SBI証券では「S株」というサービスを提供しており、対象となっている日本企業の単元未満株を購入できます。

単元未満株とは100株に満たない株式のことです(国内株は通常100株単位で取引します)。

SBI証券のS株にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

本記事で徹底解説していきます。

この記事を読んでわかること

  •  SBI証券のS株とは
  •  単元未満株のメリット・デメリット
  •  SBI証券のS株のメリット・デメリット
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SBI証券のS株(単元未満株)とは?

Vectorian/istockphoto.com

SBI証券のS株は対象の国内企業の株式を1株から購入できるサービスです。

SBI証券のほかにも単元未満株(100株に満たない株式)を購入できるサービスを提供している証券会社は複数あります。

単元未満株のメリットは以下の通りです。

  • 少額から購入できる
  • 分散投資がしやすい

日本株を単元株(100株単位)で取引する場合には、株価の100倍の資金が必要となります。

そのため初期投資額として最低でも10万円以上は必要となるでしょう。

一方、単元未満株なら1株から購入できるので、少額から始められます。

また、さまざまな企業に投資することでリスクを分散させる分散投資もしやすいでしょう。

単元未満株のデメリット

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一方、単元未満株には以下のようなデメリットもあります。

  • 購入できる銘柄が限られている
  • 基本的にリアルタイム取引ができない
  • 単元株の取引(100株単位の取引)に比べて手数料が割高

少額からスタートできる分、さまざまな制約があることを覚えておきましょう。

SBI証券のS株と他社の単元未満株サービスを比較

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前述の通り、単元未満株はSBI証券以外の金融機関も提供しています。

ここでは単元未満株を扱っていない松井証券を除く、主要ネット証券4社の単元未満株サービスを比較してみましょう。

  SBI証券 楽天証券 マネックス証券 auカブコム証券
銘柄数 3500
※2020年5月8日時点
1602 ほぼすべての上場株式 3200銘柄
買付手数料 無料 無料 無料 0.55%
売却手数料 0.55% 11円/回 0.55% 0.55%
スプレッド - 0.22% - -
リアルタイム取引

※2023年7月3日の各社公式サイトの情報に基づく内容

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【SBI証券】単元未満株(S株)のメリット・デメリット

SBI証券の単元未満株(S株)のメリットは楽天証券と比較した場合に取り扱い銘柄が多いことでしょう。

またauカブコム証券と比べると手数料は割安です。

逆にデメリットはリアルタイム取引ができないことです。

通常の株式投資では注文と発注はシームレスに行われ、注文からほどなくして約定(売買成立)することも多くあります。

一方、SBI証券のS株では、注文は24時間受け付けているものの、発注は1日3回しか行われません。この点はデイトレードをはじめとする特定の取引方法を実践したい人にとって大きなデメリットと言えるでしょう。

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単元未満株でリアルタイム取引がしたいなら楽天証券がおすすめ

楽天証券でも単元未満株を購入できる「かぶミニ」を提供しています。

2023年7月3日時点で1602銘柄を取り扱っており、そのうちの492銘柄はリアルタイムで取引できます。

株取引のように単元未満株をリアルタイムで取引したいのであれば、楽天証券がおすすめです。

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参考資料

まとめ

  •  SBI証券では日本株を1株から購入できる(S株)
  •  S株は少額から取引できるが、手数料が割高なことやリアルタイム取引ができないのが難点
  •  1株からリアルタイム取引をしないなら楽天証券がおすすめ
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MeChoice編集部