ゆうちょ銀行は郵便局内に窓口があることから、私たちにとって最も身近な普通銀行と言えるでしょう。
そんなゆうちょ銀行では通常貯金等に加え、投資信託も取り扱っています。
多種多様な金融機関が投資信託を販売しているなか、ゆうちょ銀行の投資信託サービスはどのような評価を受けているのでしょうか?
今回はゆうちょ銀行の投資信託の評判を紹介・解説していきます。
この記事を読んでわかること
- 投資信託とは
- ゆうちょ銀行の投資信託のメリット・デメリット
- ゆうちょ銀行の投資信託の評判
投資信託とは
<動画でわかる投資信託のキホン>
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投資信託は投資のプロに資金の運用をおまかせできる金融商品です。
一般社団法人投資信託協会では以下のように定義されています。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
出所:投資信託協会「そもそも投資信託とは?」
投資家は運用方針や主要な投資対象がことなる約6000本の商品から好きなファンドを購入できます。
出所:投資信託協会「投資信託の全体像(純資産総額・ファンド本数)直近データのバックナンバー」
一方で投資信託には以下の手数料がかかります。
- 購入時手数料:投資信託の購入時にかかる手数料
- 信託報酬:投資信託の保有中にかかる手数料で、保有額に対して年率の形で毎日発生する
- 信託財産留保額:投資信託の解約時にかかる手数料
ただし、最近では購入時手数料と信託財産留保額を無料としている投資信託も数多く見られます。
ゆうちょ銀行の投資信託のメリット・デメリット
ゆうちょ銀行では投資信託を取り扱っています。
ゆうちょ銀行で投資信託を購入するメリットは、窓口(郵便局内)とインターネットの両方から申し込みができる点です。
投資信託の販売は、ゆうちょ銀行直営店と一部の郵便局のみで取り扱っております。お近くの取扱店舗・郵便局は以下のページでお調べいただけます。
※ 一部、インターネット(ゆうちょ通帳アプリ、ゆうちょダイレクト)のみでお取り扱いをするファンドがあります。
一方、ゆうちょ銀行で投資信託を購入するデメリットには商品ラインナップの脆弱性があげられます。
ネット証券大手のSBI証券や楽天証券と比較してみましょう。
金融機関名 | 投資信託の商品数 |
ゆうちょ銀行 | 125本 |
SBI証券 | 2639本 |
楽天証券 | 2570本 |
※いずれも2023年10月13日時点の公式サイト確認情報にもとづいています。
ゆうちょ銀行の投資信託は、豊富なラインナップから運用商品を選びたいという方には不向きかもしれません。
ゆうちょ銀行の投資信託の評判
ここではゆうちょ銀行の投資信託に関する評判を見ていきましょう。
ネット上の口コミをいくつかピックアックしてみました。
- 私はゆうちょの投信肯定派だよ。ネットで調べて分からないことも直接窓口で聞けるし
- おいおい、2023年5月2日~2023年5月6日まで投信の取引できないとかどうなん?
- ゆうちょ・地銀は投信のラインナップが弱すぎ。SBI証券使ってるわ
わからないことを窓口で聞ける点を高く評価するコメントが見られる一方、商品ラインナップの脆弱性や使い勝手の悪さをネガティブに評価するコメントが見られました。
ゆうちょ銀行以外なら楽天証券がおすすめ
ここまで、ゆうちょ銀行で投資信託を運用するメリット・デメリットを紹介してきました。
もしも、ゆうちょ銀行以外の金融機関にも興味が湧いた方には「楽天証券」の検討をおすすめします。
楽天証券は手数料・商品ラインナップ・独自サービスのいずれにも優れたオールラウンダーなネット証券であり、総合口座数は900万を突破しています(2023年4月時点)。
国内株式の取引手数料は現物・信用とも無料、外国株も米国・中国・ASEAN(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と幅広くカバーしています。
投資信託は2602本をラインナップ、つみたてNISA対象商品も195本と業界最多水準です。
さらに、投資信託の「つみたて購入」を楽天カード決済にすることで、最大1%の楽天ポイントが還元されます。
※楽天証券に関するデータは2023年9月28日時点の確認情報に基づきます。
参考資料
まとめ
- ゆうちょ銀行では窓口とインターネットの両方から投資信託を申し込める
- 一方で商品ラインナップはSBI証券や楽天証券と比べると脆弱
- 投資信託の運用におすすめの金融機関は楽天証券
MeChoice編集部