生活空間に植物を飾ると、心がリラックスしたり、気持ちにゆとりが生まれたり、さまざまな効果が期待できます。
花瓶に花を活けるのもステキですが、長く楽しみたいときは鉢花を飾るのがオススメ。
そこで今回は、室内&鉢植えで楽しめる植物のなかから花がキレイな多年草を紹介します。ガーデニング初心者でも育てやすい植物もありますので、ぜひ初夏からのインドアガーデンにお役立てください。
室内で鉢花を上手に育てる〈3つのコツ〉
〈コツその1〉日当たりが悪い環境なら、ときおり日光浴を
多くの植物は、日当たりと風通しが良い場所を好みます。とはいえ夏場の直射日光は強すぎるため、レースカーテン超しに日光が届く場所がオススメ。
日当たりが悪い場所で育てたいときは耐陰性が強い植物を選び、ときおり日当たりの良い場所に移動して日光浴をさせてあげましょう。
〈コツその2〉風通し・通気性にも注意!エアコンの風は避けて
通気性が悪い締め切った部屋に置いたままにしておくと、株が弱ったり、病気にかかったり、元気がなくなってしまうことがあります。多湿状態を避けるためにも、定期的に自然の風に当ててあげましょう
。エアコンの風が直接当たる場所は植物や土が乾燥しやすくなるので避けるようにしてください。
〈コツその3〉水やりは「乾いたらたっぷりと」が基本
土の表面が乾いたら、たっぷりと与えるのが基本です。花や葉に水がかからないよう株元に優しく注ぎ、受け皿に溜まった水は必ず処分しましょう。
水やりついでに花ガラや弱った葉、折れた枝を取り除くようにすると病害虫予防に繋がりますよ。
花がキレイな〈オススメ多年草6選〉室内で育つ&楽しめる!
〈オススメ多年草1〉インパチェンス
夏の暑さに強く、初夏から秋まで次々と花を咲かせるインパチェンス。夏花壇の定番花ですが、室内で楽しむことも可能です。
インパチェンスにはさまざまな品種がありますが、なかでも豪華な八重咲き種・カリフォルニアローズは人気の品種。耐暑性が強い一方で耐寒性に弱いため、室温5℃以上の暖かい部屋で冬越しさせましょう。※参考価格:1000~2000円(5号鉢)