2.【富裕層】1億円超の資産家たちの共通点2つ
他の先進国と比べて現金や預金の比率が高い傾向にある日本。少しずつ投資へのハードルは低くなっているようにも感じますが、「投資=リスクがあるから絶対にしない!」という方も一定数いるようです。
リスク商品については、それぞれの許容度があるため「投資はしない」という選択が不正解というわけではありません。
ただ「資産運用」により着実に資産を増やし富裕層の仲間入りを果たしている方がいるということを踏まえて、いまいちど「資産運用とは」「投資とは」について考えてみるのも良いかもしれないですね。
では、なぜ「富裕層」と呼ばれる方たちは、リスクという名のハードルを超えてでも投資をしようという考えに至るのでしょうか。富裕層に共通するポイントとともに確認していきます。
2.1「富裕層たちの共通点」①:自分の人生を楽しむことに対して貪欲である
富裕層の方たちは、「人生を楽しむための夢や目標」がたくさんあるという共通点があるようです。
ここで、筆者が20代の頃、アメリカのウィスコンシン州に住んでいる友人の家を訪ね、そこで一冬をすごした時に出会った富裕層の話をしたいと思います。
その方は、友人のお父様のフライト仲間でした。ジェット機を購入するにあたり、セスナを所有する友人のお父様に「お試し飛行」のお誘いがあり、筆者もご一緒させていただくことになったのです。
この日以降、凍った湖の上をボードで滑るアイスボーディングや、フットボール観戦などさまざまな体験をさせてもらいました。
「せっかくアメリカまで来てるんだから、アメリカでしか経験できないことをたくさんして楽しまないと!」という言葉はいまもハッキリと心に残っています。
仕事を通して出会った富裕層の方たちにも共通することですが、みなさん「自分が人生を楽しむために何が必要か」を分かっていると感じることが非常に多いです。
当たり前ですが、目標や夢を叶えるには、それなりに努力が必要です。そして、大きなことを成し遂げるためには、より多くのお金が必要になることもあります。
富裕層の方たちは、そうした費用を効率よく用意するための手段として投資を活用する姿もよく見受けられます。リスクというハードルを超えてでも投資をしようという考えにいたったポイントは、ここにあるのかもしれないですね。
富裕層になるための第一歩として、「自分の人生を楽しむための夢や目標を見つけること」から始めてみるのもいいでしょう。
2.2「富裕層たちの共通点」②:せまいコミュニティの枠にとらわれていない
富裕層の方たちは、「コミュニティ」という概念にとらわれていないと感じることが非常に多いです。
「コミュニティにとらわれた生き方」をしていると、自分が属しているコミュニティの中で他人と比較し、自分の立ち位置によって「幸せ・不幸せ」を感じることになるでしょう。
たとえば、自分の幸せの基準が「あの人よりは、◯◯もあるし△△もある」と、他人が基準となるため、そのコミュニティの枠を超えたものを得ることが難しくなります。
筆者がプライベートや仕事を通じて出会ってきた富裕層とよばれる方たちは、自分より年上か年下か、裕福かそうでないかといった比較をしないため、誰に対してもフラットで、相手の話に真摯に耳を傾けてくださる方が多いです。
そういう方には、どんどん有益な情報が入ってくるように感じます。
3. 富裕層に共通する特徴をヒントに!
今回は「富裕層・超富裕層」と呼ばれる資産家たちの共通点について解説しました。
富裕層といっても、職業や収入、考え方はさまざまです。しかし、人生を楽しむこと、夢や目標のために貪欲であることなど、共通点もたくさんあります。
富裕層に一歩でも近づくためのヒントとして、みなさまのご参考になりますように。
参考資料
鶴田 綾