みなさんがクレジットカードを選ぶ際、最も重要視する点はどこですか?
キャッシュレス決済の急速な普及により、クレジットカードの不正利用によるトラブルが増えるこんにち。
ポイント還元率の高さやランニングコストに並び、セキュリティ面が気になる方も多いはず。
「楽天経済圏でポイ活してみたいけど、楽天カードって危ないのかな?」なんて警戒している方、いませんか?
楽天カードは「公益財団法人 日本生産性本部」が2022年12月22日に公開した「2022年度 JCSI(日本版顧客満足度指数)第4回調査結果」にて、顧客満足度14年連続で1位となったクレジットカード。セキュリティ対策も万全です。
楽天カードは、ネットショッピングから街中での買い物まで、安心して使えるクレジットカードと言ってよいでしょう。
「楽天カードへの入会を検討中だけど、セキュリティ面がちょっと心配……」という方は、この記事をぜひ参考にしてください。
この記事を読んでわかること
- 「楽天カードは危ない?」は本当か
- クレジットカードの不正利用について
- 楽天カードのセキュリティ対策について
楽天カードは「危ない?」は本当か
「楽天カードは危ない?」と、何となく思っている方の多くは、クレジットカード全般にみられる不正利用に関して不安感があるのかもしれません。
楽天カードに限らず、クレジットカードユーザーであれば、当然、不正利用のリスクについては心得ておく必要があるでしょう。
ここからはクレジットカードの不正利用について解説していきます。
そもそもクレジットカードの利用で危ないのは「不正利用」
クレジットカードは今や私たちの暮らし必要不可欠なインフラの一つ。店頭やネットでのショッピングだけではなく、公共料金の引き落とし、コード決済やマイナンバーカードとの紐づけなど、その守備範囲を広げつつあります。
そんな利便性の裏には、常に不正利用のリスクがあることを忘れてはなりません。
まずは自衛策として、カード情報を大切に扱うこと、日頃から利用明細をしっかり確認することなどが求められますね。
また、カードを選ぶ際、「セキュリティの高さ」を意識することも大切です。
クレジットカードの不正利用は年々増加している
キャッシュレス決済の飛躍的な普及に伴い、クレジットカードの不正利用も年々増加傾向にあります。
一般社団法人日本クレジット協会が公開した、「クレジットカード不正利用被害額の発生状況」(2023年3月)によると、 2022年のクレジットカード不正利用被害額は436億7000万円。
2021年の330億1000万円から、1年で3割も増加しているのです。ちなみに、被害総額の中で最も多くの割合を占めるのは、「番号盗用」によるもの。
クレジットカードを使うなら、不正利用のリスクをゼロにはできない
クレジットカードを利用するにあたって、不正利用のリスクを「ゼロ」にすることは難しいでしょう。
自衛策としてまず思い浮かぶのは、カード情報を大切に管理する、必ず利用明細をチェックする、といったあたりですね。
そして、クレジットカードを選ぶときにはポイント還元率や特典だけではなく、カード発行会社のセキュリティ対策にも目を向けたいですね。
ここからは、「楽天カードは危ない?」と入会を迷っている方のために、楽天カードのセキュリティ対策の高さを解説していきます。
「楽天カードは危ない?」の誤解は解ける!楽天カードの高いセキュリティ対策
「クレジットカードをつくりたいけれど、不正利用が怖い……」と感じている方は、ぜひ楽天カードのセキュリティの高さをチェックしてみてください。
楽天カードではカード会員の安心感に直結する、様々な取り組みが行われています。「楽天カードは危ない?」というその誤解が解けるでしょう。
ワンタイムパスワード認証
楽天カードは第三者による楽天e-NAVI内(※)での不正な情報変更やサービスの不正使用を防ぐため、ワンタイムパスワード認証を導入しています。
※「楽天e-NAVI」:楽天カード会員専用のオンラインサービス。ログインすることで利用明細や会員登録情報の確認や、各種手続きなどが行えます。
不正検知システムの導入
カード番号の悪用、紛失盗難カードや偽造カードの不正使用による被害は、未然に防止できたら安心ですね。
楽天カードの不正検知システムを支えるのは、24時間365日体制のモニタリング。カードの取引ごとに不審点がないか監視されています。
不審メール対策
みなさんは、カード会社や宅配業者などを装った不審なメールを受信したことはありませんか?記載されたURLに誘導し、偽のサイトにカード情報を入力させるフィッシング詐欺に関するニュースもしばしば見聞きしますね。
楽天カードでは、セキュリティ対策の一つとして第三者による悪質なスパムメールの受信を未然に防ぐための取り組みが行われています。
万が一、楽天カードを装った不審メールが送られた場合は、メールサービス側で破棄するよう通知しています。
ISMS認証取得
楽天カードのセキュリティの高さを裏付けるのが「ISMS認証」の取得。会員の個人情報などの情報資産を様々な脅威から守り、安全に管理する取り組みです。
その取り組みは「適正かつ健全に」機能していると評価を受け、国際規格ISO/IEC 27001 ISMS認証を取得しています。
ICチップの搭載
楽天カードでは、カードの偽造やスキミング防止のため、各種カードにICチップを搭載。
これが、カード偽装による不正利用の防止に繋がります。
犯罪による収益の移転防止
楽天カードは、悪質・違法業者を通じたカード決済によるお客様への被害を撲滅すべく、会員の方への啓発活動を実施しています。
主に以下のようなものがあります。
- マネー・ローンダリングおよびテロ資金供与対策に関する取り組み
- 「クレジットカードを利用した現金化」行為の禁止
- 無登録業者との一部取引の利用停止
- 暗号資産購入取引の利用停止
犯罪による収益の移転を防止するために取り組んでいます。
カードの差し替え
万全の対策をしているつもりでも、ときにクレジットカード情報の流出が起こってしまうことも。
カード情報が第三者に流出している可能性を検知した場合などに、対象の会員へのクレジットカードの差し替え(カード番号変更を伴う作り直し)を案内しています。
楽天カードユーザーが「自分自身でできる」セキュリティ対策
ここからは楽天カードを使う方が「自分自身でできる」セキュリティ対策を紹介していきます。
もちろん楽天カード自体、セキュリティに対して意識の高い取り組みを行っています。
さらにカードユーザー自身が万全の対策を心がけることで、よりセキュリティの高い、安心したカードライフが実現するでしょう。
本人認証サービス(3Dセキュア)
ネットショッピング時に本人認証を行うことで、不正使用を防止できます。
本人認証サービス(3Dセキュア)とはインターネット上で買い物をより安全に行うための追加認証サービス。
クレジットカード情報の盗用による不正使用を未然に防止することが可能です。
登録や利用は無料で、楽天e-NAVIからの登録後にすぐに利用できます。
カード利用お知らせメール
楽天カードは「カード利用お知らせメール」で、利用状況をカード利用ごとに通知してくれます。利用店舗からの利用情報が届いたメールで利用状況をいち早く通知してくれますので、不正使用の早期発見につながります。
これらを確認することで、万が一不正利用があった際に即座に対応することができます。
第2パスワード
会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」へのログインには、通常、楽天グループ共有の「ユーザーIDをパスワード」を使用します。
不正ログインや、共有パソコン利用時のプライバシーが気になる方は、さらに「第2パスワード」でセキュリティを強化することができます。
第2パスワードのログイン時にパスワードの入力を一定回数間違えた場合は、登録しているメールアドレスへ通知されるので、安心感はさらに増すでしょう。
楽天カードでは、クレジットカード利用に伴うセキュリティ面での不安を減らす、さまざまな対策がとられています。
「楽天カードは危ない?」なんて思っていた方、誤解は解けたでしょうか。
参考資料
- 楽天カード株式会社「楽天カード」
- 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の発生状況」
- 楽天カード株式会社「楽天カードのセキュリティ」
- 楽天カード株式会社「カード利用お知らせメール」
3つのポイントの見出し
- 「楽天カードは危ない」は誤解。むしろセキュリティが高いクレジットカード
- クレジットカードの便利さの裏には、不正利用のリスクはついてくる
- セキュリティが高いクレジットカードを選び、ユーザー自身でも入念な自衛策を行うことで、クレジットカードの安心度は高まる
MeChoice編集部