梅雨本番。なかなかスカッとした天気には恵まれませんね。
2022年12月に公表された「令和5年度税制改正大綱」。
すでに大きな話題になっているのが、NISAの抜本的な改革です。非課税投資枠は以前より拡充され、非課税期間も無期限に。
以前から資産運用を検討していた人にとって、いよいよ実際に資産運用を始めるきっかけになるのではないでしょうか。
このように、税制や金融関連の制度の改正に興味関心を持つことは、お金を増やすための第一歩になります。
元銀行員の筆者は、たくさんの富裕層と関わっていましたが、特に富裕層の人は「お金」に対するアンテナを常日頃高く張っています。
一方で、「お金に好かれない人」にはどんな特徴があるでしょうか。今回は3つの特徴をご紹介します。
1. お金に好かれない人の特徴:その1. お金の流れを把握していない
お金に好かれない人は、お金の流れを正確に把握していないことが多いです。
みなさんは、毎月の収支の内訳を把握しているでしょうか。
給与の手取り金額と毎月の固定費や変動費を把握していないと、足りなくなったときに貯蓄を切り崩すことになるでしょう。これでは、お金はどんどん減っていく一方です。
特に、先取り貯金や積立投資などをしていない場合は注意が必要です。銀行口座に給料が入っては出ていくを繰り返していると、将来的にお金はほとんど残りません。
もともと資産家でない場合は、自分の収入や資産運用でお金を増やしていくほかありません。そのため、まずはお金の管理を正確にすることが、「お金に好かれる」上で大切になります。
2. お金に好かれない人の特徴:その2. 決断を後回しにする
お金に好かれない人は、大切な決断を後回しにしがちです。例えば、欲しいものがあったときに、高価なものや馴染みのないことであれば、悩む場面もあるでしょう。
ただし、インフレが顕著な近年。買うタイミングが数カ月遅れるだけで、買値が大きく上がってしまうこともあるでしょう。
どうしても欲しいスマートフォンや車など、悩んでいるうちに手の届かない価格になるかもしれません。
欲しい物ややってみたいことがあれば、早いうちから情報収集し、決断して行動しましょう。チャンスを掴みやすくなります。
特に、富裕層の人は決断が早いです。
買う・買わない、やる・やらないといった結果に関わらず、決断することで新たな選択に進むことができます。
慎重に検討することは重要ですが、決断を後回しするのはNGです。