テレビ番組だけでなく、SNSや有名人のライブ配信などでも耳にする機会が増加してきた関西弁。

しかし数年前より浸透しているとはいえ、やはり地元関西圏でのみよく使われているフレーズがあるのも事実です。

そこで今回は、関西人が全国共通語と思いがちな関西弁を5つ紹介します。

出所:LIMO編集部作成

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関西弁1. ぐねる

まず紹介するのは、「ぐねる」。

共通語だと「くじく」「ひねる」といった意味になり、「足をぐねった(足をくじいた)」のように使います。

足をくじく瞬間、足がいつもと違う方向にぐねっとひねられることから、このようなフレーズが生まれたのかもしれませんね。

ただし、「ぐねる」という言い回しは中国地方をはじめ他の地域でも使うところがあるとのことです。

関西圏を中心に、日本各地で親しまれていると考えられます。

関西弁2. どんつき

Lewis Tse/shutterstock.com

続いて紹介するのが、「どんつき」です。

共通語だと「突き当り」という意味になり、「この道のどんつきを右に曲がって(この道の突き当りを右に曲がって)」のように使います。

「どんつき」というフレーズを聞き慣れない方は意味が分からず、「どんつきってどこ?」と混乱することも。

語源は明らかになっていませんが、「ドン、と突き当たるところ」を略して「どんつき」になったとも、「突き当り」という言葉を「どん」で強調して生まれたとも言われています。