関西弁3. ちょける

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「ちょける」は、共通語で「ふざける」「おどける」といった意味合いの言葉です。

「あいつちょけてんな(あいつふざけてるな)」のように使います。

中四国や東海、東日本にも一定数「ちょける」を知っている人・使っている人はいるようですが、やはり関西圏で圧倒的に浸透している模様。

余談ですが、「ちょける」と似た関西弁として、「いちびる」「ほたえる」などもあります。

「いちびる」には「ふざける」のほかに「調子に乗る」「悪ふざけをする」、「ほたえる」には「騒ぐ」「暴れる」と、「ちょける」とは若干異なるニュアンスが含まれているのが特徴です。

関西弁4. さら

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「さら」と聞くと、多くの人は食べ物を乗せる「皿」を思い浮かべるのではないでしょうか。

もちろん関西でも「皿」のことは「さら」と言いますが、もう一つ関西弁ならではの意味が存在します。

それは、「新品」という意味です。

「こないださらのカーテン買(こ)うてん(この間新品のカーテンを買ったんだ)」のように使います。

また、「新品」のことを「さらぴん」と言うこともありますよ。

長く関西に住んでいると「さら」がローカルな表現なのに気づかず、他の地域の友人から「さらって何?」「ブランド名?」と聞き返されることもあるようです。