ソニーなどハイテク株に大幅安が続出! 日経平均は反落

【東京株式市場】 2017年9月26日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反落、権利付き最終日の買いも増加

2017年9月26日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 20,330円(▲67円、▲0.3%) 反落
  • TOPIX 1,672.7(▲0.08、▲0.0%) わずかに反落
  • 東証マザーズ総合指数 1,052.5(▲12.9、▲1.2%) 反落

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,189、値下がり銘柄数:732、変わらず:107
  • 値上がり業種数:20、値下がり業種数:13
  • 年初来高値更新銘柄数:176、年初来安値更新銘柄数:2

東証1部の出来高は17億8,031万株、売買代金は2兆5,341億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。特段目新しいニュースはなかったものの、権利付き最終日であるため、株主優待や配当を確保する買い意欲が強まったようです。売買代金は2兆5,000億円を上回りました。

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そのような中、日経平均株価はNY市場の3日続落等を受けて、終日マイナス圏で推移しました。前場の引け近くには一時▲12円安まで下げ幅を縮小する場面もありましたが、逆に後場には一時▲93円安となり20,300円割れ目前まで売られました。最後はやや盛り返しましたが、結局は反落で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、終値は前日とほぼ同じところまで切り返しました。

東証マザーズ総合指数は反落、売買代金は14日連続の1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は5,375万株、売買代金は719億円となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は増加しています。新興市場も目立った材料が乏しいながら、配当狙いの買いも増えたようです。それでも、売買代金は14日連続の1,000億円割れとなりました。

また、総合指数も大幅安となりました。今後は引き続き、個人投資家の資金流入を後押しするような新たな物色テーマの登場が待たれます。

ソニーなどハイテク株に大幅安が続出、キリンHDなどビール株は好調に推移

個別銘柄では、東京エレクトロン(8035)が大幅反落となり、ソニー(6758)、村田製作所(6981)、アドバンテスト(6857)、ローム(6963)、富士電機(6504)などハイテク株に大幅下落が相次ぎました。

また、ソフトバンクグループ(9984)やファナック(6954)など日経平均株価への寄与度の高い主力株が大幅安となっています。その他では、任天堂(7974)が大幅反落となり、コマツ(6301)と日立建機(6305)はともに大幅続落で引けたことが注目を集めました。

一方、キリンホールディングス(2503)が値を上げて年初来高値を更新し、アサヒグループホールディングス(2502)とサッポロホールディングス(2501)も堅調に推移しました。

また、商社株全般が買われた結果、住友商事(8053)、丸紅(8002)、伊藤忠商事(8001)などが取引時間中に年初来高値を更新しましたが、その後は売りに押されて引けています。

なお、前日に財務省による2次放出の売却価格が決定した日本郵政(6178)は、堅調に推移して値を上げました。

新興市場では、ウォンテッドリー(3991)が3日連続の上場来安値更新となった後、買い戻しが優勢となり上昇して引けました。また、串カツ田中(3547)も小幅続伸となっています。

一方、前日に大幅高となったメタップス(6172)は急落となり、インターネットインフィニティー(6545)も大幅安で終わりました。

青山 諭志

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慶應義塾大学卒業後、国内大手及び外資系大手金融機関に合わせて10年以上勤務し、株式市場を中心にマーケット関連の仕事に従事。その後独立。金融機関では主にアナリストとして企業や産業調査活動に従事。調査内容としてはミクロ・セミマクロが主な分析対象だが、好きなのはマクロ分析。記事で取り扱うテーマはマーケット、企業分析といった株式市場関連の分析や貯蓄といった個人の資産運用(パーソナルファイナンス)を取り扱う。最近は「富の分配」問題や「お金持ち」である富裕層研究にも時間を割いている。その他に興味のある分野はブロックチェーン技術とゲノム(ジーノム)。Twitter:SatooshiX