LIMOが2022年7月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。

(初掲載*2022年7月18日)

自宅の庭のシンボルとなるオシャレな木を植えると、庭全体の景色にメリハリができてステキな雰囲気に。

木々の美しい花々や芳しい香りを楽しめたら、庭で過ごす時間もよりいっそう楽しくなるはず。

そこで今回は、シンボルツリーにオススメ!花と芳香が魅力の低木を紹介します。

1. シンボルツリーとは?

シンボルツリーとは、家や庭のメインとなる樹木。家や庭を美しく見せる景観的な面と、日陰を作ったり目隠しにしたりする機能的な面があります。

一年を通して葉をつけている常緑樹は、目隠しなど機能的な面で優れています。ただし、常緑樹で美しい花をつける種類はあまり多くはありません。

一方、冬に落葉する落葉樹は、目隠しにはあまり向きませんが、芽吹き、開花、新緑、紅葉などの四季折々の表情を見せ、景観的な面で楽しめます。

Andy Stark/shutterstock.com

シンボルツリーを選ぶときのポイントは樹木の大きさ。樹高が大きくなる中高木がオススメですが、植栽するにはスペースが必要です。手入れが難しいこともあり、枝が伸び放題になってしまうケースも。

低木であれば限られたスペースにも植栽でき、自分で剪定するのも楽になります。小さな庭や鉢植えでも育てられるでしょう。

2. 花と香りが楽しめる!オススメのシンボルツリー6選

2.1 バイカウツギ

igaguri_1/istockphoto.com

日本原産のアジサイの仲間で、清楚かつ華やかな白い花を咲かせる落葉低木です。

特にヨーロッパで品種改良された「ベル・エトワール(セイヨウバイカウツギ」)は香りが強く、人気があります。赤い花も咲くベニウツギや、八重咲き品種もオススメです。

5〜7月頃が開花時期で、たわわに花を咲かせます。樹高は1〜2メートルほどとコンパクトです。※参考価格:2000円前後(5号ポット苗)