コロンとした白い手まりのような花が愛らしいアナベル。開花期間が長く、純白の花が咲き進むにつれて、淡いグリーンに変わる様子も楽しめるアジサイです。

アナベルの白い花が咲いていると、梅雨シーズンの庭が明るく華やかに。今回はアナベルの魅力や育て方を紹介します。

色の変化が美しいアジサイ〈アナベル〉の基本データ

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Wut_Moppie/shutterstock.com

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  • アジサイ科アジサイ属(ハイドランジア属)
  • 落葉低木
  • 原産地:北アメリカ東部
  • 樹高:1~1.5メートル
  • 開花期:6~7月
  • 花色:    白・ピンク
  • 参考価格:1500~2000円前後(5号ポット苗)

アナベルはアジサイの仲間で、正式名称は「アメリカノリノキ・アナベル」。アメリカのイリノイ州に自生していた野生のアメリカノリノキを、園芸種として改良した品種です。

アナベルは純白の小花が密になって球形に集まり、大きいものでは30センチ程度まで達して存在感バツグン。近年ではピンク色を帯びた花色も登場しています。

耐暑性・耐寒性ともに強く、日なたから日陰まで場所を選ばず植えられます。強健な性質で剪定も簡単なので、初心者にもオススメ。美しい庭木として高い人気を集めています。

ガーデナーを魅了するアナベル【5つの魅力】

【魅力その1】輝くような純白の花の美しさ

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Bankiras/shutterstock.com

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梅雨空の下で明るい輝きを放つ純白の花。大きく華やかな白花はホワイトガーデンには欠かせない存在です。

一般的にアジサイは土壌の酸度によって微妙に花色が変化しますが、アナベルはpHに左右されることはありません。必ず真っ白の花を咲かせてくれるというのがうれしいところです。

【魅力その2】黄緑色から純白、そしてベージュへと変化する花色

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LapaiIrKrapai/shutterstock.com

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アナベルはツボミから咲き終わりまでの間、花色が徐々に変化するのが特徴。ツボミは明るい黄緑色で、咲き始めるにつれて純白へ。開花1ヶ月程度で満開になります。

その後少しずつ緑色を帯びながら、夏になると優しい薄緑の花色に。秋にはベージュ色になり枯れていきます。季節ごとに違った表情を楽しめるのも魅力のひとつです。

【魅力その3】手間いらずで毎年咲く!初心者も安心の簡単さ

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VH-studio/shutterstock.com

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冬の寒さにも強く、夏の暑さにもよく耐えるアナベル。冬越しも夏越しも心配なく、日本全国で栽培可能です。花芽は新しく伸びた枝につくので、ほかのアジサイより剪定も簡単。

真夏の水切れに気をつければ、あとはほとんど手間いらずです。一度植えると毎年花を咲かせてくれるので、ガーデニング初心者でも安心して育てられます。

【魅力その4】庭の主役にもわき役にもなれる柔軟さ

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nnattalli/shutterstock.com

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梅雨時期の庭を明るく彩ってくれるアナベル。ボリュームのある白い花にバツグンのインパクトがあり、庭の主役として最適です。

大型の花ですが花色が白なので主張し過ぎず、周りの植物ともよくなじみます。花色が緑になるとほとんど目立たないので、わき役としてもピッタリ。

風に揺れながらユラユラと花がなびく様子が涼やかで、梅雨から夏にかけての庭をナチュラルな雰囲気に演出してくれるでしょう。

【魅力その5】アンティークカラーが美しいドライフラワーに

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Michael2018/shutterstock.com

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満開時期を過ぎて緑色に変色してきたら、ドライフラワーとしても利用できます。花を切り取って、風通しのよい室内につるして乾燥させるだけで完成。

花瓶に挿したり小分けにしてリースを作ったりして飾ると、オシャレなインテリアアイテムに。花色は少しずつ褪せてきますが、渋いアンテークカラーのアナベルもひと味違った魅力があります。

手間をかけずに花を楽しむ【アナベル育て方のポイント】

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SviatlanaLaza/shutterstock.com

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【ポイント1】栽培環境は水はけ&風通しをチェック

アナベルは明るい日なたからやや暗い場所まで、幅広い環境に適応して生育します。暑さや寒さにも強く、土壌の酸性度も気にすることはありません。水はけや風通しのよい場所で育てましょう。

【ポイント2】水やりは地植えなら雨水にお任せが基本

地植えの場合は雨水にまかせるだけで、とくに水やりの必要はありません。真夏に晴天が続いてしんなりしてきたときは、水をたっぷりあげましょう。鉢植えは土の表面が乾いていたら水やりします。

【ポイント3】肥料は年2回

肥料は年2回、油かすや緩効性化成肥料を与えましょう。肥料を施す時期は、寒肥として1~2月と、花が咲き終わったあとのお礼肥えとして7~8月頃です。

【ポイント4】剪定は空間に合わせてOK

剪定する枝の場所をとくに気にする必要はないため、樹高を低くしたい場合は冬の間に地上から2~3節目で強剪定するとよいでしょう。花数はやや減少しますが、株のリフレッシュに効果的です。

姿の変化も楽しい!オススメの花

アナベルは季節が移りゆくとともに花色が変化するのが魅力。白い花は優雅で気品があり、緑になるとナチュラルな雰囲気、ベージュ色のアナベルは大人シックです。

初心者でも育てやすく、梅雨の庭を華やかに彩るアナベルを育ててみませんか。