夏に開花期を迎える花々は旺盛に生長して次々に花を咲かせます。このような植物で作る寄せ植えは、花の生長とともにボリュームが出て華やかな雰囲気を楽しめます。
元気に育てるには少しのコツが必要ですが、コツさえ分かれば管理がラクな夏の寄せ植えを作ることができます。
そこで今回は、夏の花で作る寄せ植えの組み合わせについて紹介します。3種の植物なら手軽に作りやすいので、さっそく見ていきましょう。
夏の花で作る【寄せ植え2つのコツ】
【コツその1】植物の間隔は広めに
夏の花のなかには大きく育ちやすい品種があります。特に夏の定番花とも言える、ペチュニアやニチニチソウ、インパチェンス、トレニアなどは生長するとこんもりと育ち、見映えがとてもよくなります。
ひと株だけを植えるときは問題ありませんが、寄せ植えにするときは他の植物とのバランスを考えて、スペースを多くとっておくほうがよいでしょう。蒸れを防ぎ、病気を予防することにもつながります。
【コツその2】3種の植物で管理しやすく
寄せ植えは種類が多くなれば、なるほど管理が難しくなります。寄せ植えの見ためも悪くなるので、できれば同じ生育状況を好む植物を選び、管理がラクになる組み合わせにしましょう。
植物は3種くらいに絞ると、育てやすいだけでなく、美しい見ためを保ちやすくなります。特に初夏の寄せ植えは、メインの花が1種、サブが2種くらいがちょうどよいでしょう。
夏の花で作る寄せ植え!3種の植物で作りやすい組み合わせオススメ3選
【オススメ寄せ植え1】ニチニチソウ×グレコマ×ヘデラ
夏の定番花として知られるニチニチソウは強健な性質の一年草です。近年は品種改良が進み、美しい花色や形のニチニチソウが登場しています。そのため、ひと株を植えるだけで十分に見応えがあります。
一緒に合わせるグレコマやヘデラは育てやすいグリーンプランツ。いずれも品種が豊富なので、ニチニチソウに合わせて選ぶとよいでしょう。
シルバーリーフがオシャレなグレコマと、「白雪姫」などホワイトの葉が多めのヘデラを組み合わせると爽やかな雰囲気になります。