田んぼの真ん中のポツンとした野球場が、ツイッター上で話題になっています。

投稿したのは、写真家のえぬびい(@enuenuenubi)さん。

当ツイートには2023年6月2日時点で、1448を超えるいいねを集めており、「で、稲刈りシーズンにはボールが収穫される」「泥仕合にならないようにせねば…」「ここで野球やったら気持ちよさそう」と多くの声が寄せられています。

※ツイート写真は【写真1枚】をご参照ください
※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

偶然見つけた「ポツンと野球場」

画像出所:@enuenuenubi

「田んぼの真ん中のポツンと球場、場外ホームランは田んぼへ。」というコメントとともに投稿されたのは、広大な田んぼの中に野球場だけがポツンと取り残されたかのような…、思わず目を引いてしまう1枚の写真でした。

投稿者のえぬびいさんは、普段から田んぼの真ん中のポツンとした神社や廃墟、電話ボックスを探す活動をしており、カメラやドローンで撮影した写真をTwitterで公開しています。

気になる撮影場所については「茨城県の水田が多い地域です。田んぼの真ん中のポツンとした神社を探してウロウロしている時に、偶然発見しました」と説明してくれました。

田んぼの真ん中に野球場までポツンと存在しているとは思ってもみなかったようで、見つけた時は驚いたそうです。

日本版フィールド・オブ・ドリームス?

Steve Cukrov/shutterstock.com

今回、写真を見た人のコメントで多かったのが「日本版フィールド・オブ・ドリームス」という声。

こちらは1989年に公開されたアメリカの映画で、主人公のレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)が、トウモロコシ畑の中に野球場を作るというストーリー。親子の絆を描いた野球映画の名作として語り継がれています。

また、映画公開から32年後の2021年8月12日(現地時間)、ロケ地となったアイオワ州の野球場で、実際にMLBの公式戦としてホワイトソックスとヤンキースの試合が行われたことも話題になりました。

えぬびいさんも気になって作品を調べてみたところ、「こんなマイナーな景色にも類似したものが存在するのは面白いし、なんか感動だ」とその偶然の一致を喜んだそうです。

ポツンとしたスポットの魅力は

これまで全国各地でポツンとしたスポットを撮影してきたえぬびいさん。その魅力を聞いてみると…

「『何故そこに!?』というビジュアルのインパクトが大きいと思います。不思議で奇妙、非日常的な光景を見つけ、ワクワクしたいという欲求に突き動かされ、日々色んなポツンスポットを探し回っています」と教えてくれました。

たしかに日常の中にちょっと奇妙な光景があると、思わず見入ってしまいますよね。えぬびいさんが今後どのような写真を投稿されるのかとても楽しみです。

いかがでしたでしょうか。今回は田んぼの真ん中のポツンとした野球場をご紹介しました。

えぬびいさんが撮影したポツンとした神社や廃墟の写真は、Twitterで定期的に公開しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

参考資料

成瀬 亜希子