梅雨の時期は、本格的な夏を迎える前に庭をお手入れするチャンスです。昨秋に植えたパンジーやビオラなどは植え替えが必要な時期。雨の合間に、夏の暑さに負けない耐暑性の強い植物と選手交代し、オシャレな夏花壇にする準備をはじめましょう。

今回は、夏の暑さに負けずステキな花を咲かせる一年草・多年草を紹介します。

夏の暑さに負けない「多年草&一年草8選」!玄関や庭を彩って

オススメ1. ジニア

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初夏から晩秋まで長期間花が咲く一年草、ジニア。赤やオレンジの原色系や、優しい色合いのパステルカラー、さらには大人レトロのアンティーク調まで、幅広い色合いが揃っています。

またシンプルな一重咲きや豪華な八重咲き、コンパクトな草丈から背が高くなるタイプまで花姿もさまざま。きっと自宅に合う品種が見つかりますよ。育てやすい植物なので、ガーデニグ初心者にもオススメです。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)

オススメ2. ポーチュラカ

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ポーチュラカは、カラフルな花色と肉厚の茎葉が人気の植物。本来は多年草ですが、寒さに弱いため初夏から秋までの一年草として育てるのが一般的です。

地面を這うように成長する植物なので、花壇の前列に配置したり、グランドカバーとして楽しむのがオススメ。暑さにも乾燥にも強く、真夏の暑い時期を元気にポップに飾ってくれます。※参考価格:200~500円(3号ポット苗)

オススメ3. 桔梗(キキョウ)

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夏の庭や花壇を涼しげに彩る桔梗(キキョウ)。秋の七草に数えられる植物ですが開花時期は初夏から秋になり、暑い時期でも清々しい花を咲かせ続けます。

青い花色が一般的ですが、白や薄ピンク、青と白の絞り咲きなどの花色もあり、庭や花壇のイメージに合わせて選べるのもポイント。関東以南であれば地植えしたまま越冬でき、翌年以降の開花も期待できますよ。※参考価格:400~1000円(3号ポット苗)

オススメ4. ペチュニア

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ペチュニアは、プランターやハンギングバスケットを飾るのに最適な花。初夏から秋にかけて開花する一年草で、ヒラヒラした花びらのエレガントな花姿で楽しませてくれます。花色がとにかく多く、最近ではニュアンスカラーやダークカラー、水しぶきを浴びたようなスプラッシュ柄など珍しい花色が次々と登場。ガーデニング上級者から初心者まで幅広い層に支持されています。※参考価格:200~800円(3号ポット苗)

オススメ5. ペンタス

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キュートな小花が密集し、傘のような花房をつくるペンタス。本来は多年草ですが、寒さが苦手なため春から初夏にかけて咲く一年草として扱われています。

繊細な見た目とは逆に暑さに強く、これからの夏花壇を彩るのにピッタリ。鮮やかな赤や見た目に涼しい青、爽やかな白などの花色があるので、好みに合わせてチョイスしましょう。※参考価格:200~800円(3号ポット苗)

オススメ6. ルドベキア

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ルドベキアは、初夏から秋にかけて陽気なイメージの花を咲かせる植物。別名「松笠菊(マツカサギク)」とも呼ばれ、一年草や二年草、多年草など豊富な品種が揃っています。

花色は黄色やオレンジ、アンティーク調のレンガ色などがあり、いずれも性質は強靭。夏の暑さに負けず庭や花壇を元気に彩ってくれますよ。※参考価格:200~800円(3号ポット苗)

オススメ7. インパチェンス

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インパチェンスは、日当たりが悪い場所を好む花。初夏から秋にかけ咲く一年草で、日陰のスペースをカラフルに彩ってくれます。

さまざまな品種があるインパチェンスですが、特に人気が高いのはミニバラのような花が咲く八重咲き種「カリフォルニアローズ」。耐陰性が強い反面、夏の強い日光や西日が苦手なので、植える場所は考慮するようにしましょう。※参考価格:200~600円(3号ポット苗)

オススメ8. ルコウソウ

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星形の花とレース場の葉が魅力のルコウソウ。初夏から秋にかけて咲く多年草ですが、冬がくると枯れるため一年草扱いとなっています。

ツルを伸ばしながら成長するため、フェンスに絡ませたり、あんどん仕立てにしたり、日差しを遮るグリーンカーテンとして育てるのがオススメ。繁殖力があるので、適度に剪定しながら管理しましょう。※300~600円(3号ポット苗)

夏も鮮やかな花を楽しむポイント

植物が育ちにくいといわれる夏でも、キレイな花を咲かせる植物はたくさんあります。

見た目の好みで選ぶのも大事なことですが、元気に育てるためには環境を考慮するのも重要なポイント。庭や花壇の日当たりや水はけ、風通しなどを考えて自宅にピッタリな植物を見つけてくださいね。

LIMO編集部