2.3 センニチコウ

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春から秋にかけ苞の色付きを楽しむ植物、センニチコウ。多くは一年草ですが、多年草の品種もあります。

苞はピンクや紫、赤や黄、バイカラーなどがあり、草丈も15~70センチと品種によってさまざま。

切り花やドライフラワーとしても楽しめます。

センニチコウと組み合わせるなら…?

色鮮やかな花と植えると名脇役になるセンニチコウ。ジニアやマリーゴールド、サルビアやニチニチソウとの相性はピッタリです。

複数の草丈や花色のセンニチコウをチョイスして、センニチコウだけの花壇を作ると本来の魅力を発揮してくれます。

ジニア(imamchits/Shutterstock.com)

  • ジニア:春~秋に鮮やかな色の花を咲かせる一年草。草丈は20~80センチ、花色は赤やピンク、オレンジや黄色など。一重咲きや八重咲き、ポンポン咲きなどさまざまな咲き方がある。
  • ニチニチソウ:春~秋の花壇を彩る一年草、ニチニチソウ。草丈は矮性や高性があり、花色は白や赤、ピンクなど豊富。また一重咲きや八重咲など、数多くの品種がある。

2.4 オキシペタラム

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春から秋にかけ、星型の花を咲かせる多年草、オキシペタラム。

ブルースターとも呼ばれています。草丈は40~100センチ。

明るい水色から濃い青へ、最後は薄い白~ピンクに変色する花色が楽しめます。

オキシペタラムと組み合わせるなら…?

変化する花色を考慮すると、青い花や白い花、パステルカラーの花がオススメ。先に紹介したサルビアやセンニチコウとの相性は良好です。シルバーリーフやセージとの組み合わせもオシャレですよ。

バロータ(Esin Deniz/Shutterstock.com)

  • バロータ:もこもこしたフェルトのような葉が魅力のシルバーリーフ。草丈は約50センチで、葉からは甘い香りが楽しめる。初夏~夏に白やピンクの目立たない花を咲かせる多年草。
  • セージ:サルビアの一種で、草丈30~100センチの多年草。さまざまな品種があり、ハーブとして料理のスパイスに使われることも。花色は青や紫、ピンクやバイカラーなど。

3. まとめにかえて

夏の暑さに負けず美しい花を咲かせる多年草や一年草は、意外とたくさんあるものです。本格的に暑くなる前に花壇の準備をはじめておくと、夏には青空に映えるステキな花々が楽しめますよ。

近頃は気温も湿度も高めなので、作業をするときは熱中症に気をつけてくださいね。

LIMO編集部