1.5 ラベンダー
美しい花色と芳香が魅力のラベンダー。ラベンダーは品種により、開花時期や性質が異なります。香りがよいラベンダーとしてイングリッシュラベンダーが有名。コモンラベンダーとも呼ばれ、寒さに強く寒冷地にオススメの品種です。
暖地向きで香りがよいのはフレンチラベンダーやラバンディン系のグロッソ。どちらも初夏に花を咲かせ、ドライフラワーやポプリなどで楽しめます。※参考価格:400〜600円前後(3号ポット苗)
1.6 カラミンサ
春から秋まで開花時期が長いカラミンサ。ミントのような爽やかな香りで、小さな花をたくさんつけます。
ふんわりと柔らかい雰囲気がとてもオシャレ。とても強健で育てやすく、初心者にもオススメです。
ホワイトやピンク、パープルなどの花色があり、斑入り葉の品種もあります。葉はハーブティーに利用されます。※参考価格:400〜600円前後(3号ポット苗)
1.7 アニスヒソップ
葉にセリ科のアニスに似た香りを持つシソ科の多年草。夏の暑い時期に紫色の花穂を咲かせる美しいハーブです。
葉と花はハーブティーや料理にも利用されます。花はドライフラワーにしてもステキ。株の寿命は短いのですが、こぼれ種でもよく増えます。※参考価格:400〜600円前後(3号ポット苗)
1.8 マロウ
エディブルフラワーとしても人気のマロウも夏に開花するハーブ。ハッとするような青紫の花が美しく、大きくなると草丈は1メートルを超えることも。庭のなかでもバツグンの存在感を発揮するでしょう。
花を利用したハーブティーは、レモン果汁を加えると青からピンクに変わる不思議な性質も。
色はホワイトやピンク、ストライプ模様が入った品種もあります。※参考価格:300〜500円前後(3号ポット苗)
2. まとめにかえて
ハーブは地中海地方原産の品種が多く、高温多湿の日本の気候が苦手。そのため真夏に花が咲かなくなることも、よくあります。
暑い季節は株の風通しがよくなるように、剪定しながら育ててみましょう。剪定したものは料理やドライフラワーとしても楽しめますよ。
ハーブは生育旺盛なものが多く、増えすぎには注意が必要。庭の外に広がらないよう、根域を制限するなど適切に管理をして楽しんでくださいね。
LIMO編集部