そろそろ暑くなる5月中旬。寒い時期に入るサウナと暑い時期に入るサウナ、どういった違いがあるでしょうか。

夏サウナならではの注意点やメリットをご紹介します。

寒い冬だけでなく、夏のサウナも最高ですよ。

【注目記事】サウナで「ととのう」ために必要な3つのポイントを徹底解説 これならすぐにできる 

1. 冬サウナと夏サウナの違い!夏にサウナに入るメリット

冬のサウナと、夏のサウナ。2つの大きな違いは「サウナで体が温まる時間」と言えるでしょう。寒い冬の季節は、体が冷えやすいため、サウナ室に入る時間も必然的に長くなります。

一方で夏のサウナは、すでに体に熱が溜まっている状態。サウナ施設に来るまでに汗をかいた……という方も少なくないはずです。冬場のサウナに比べると、夏場のサウナは体が温まるまでの時間が短くなる、水風呂に入る時間が長くなるという方もいるのではないでしょうか。

また、サウナは「夏バテ防止」に効果が期待できると言われています。

夏場は冷房、冬は暖房と快適な環境で過ごすことが多いため、熱いサウナと水風呂で自律神経をほどよく刺激し、人間が本来持っていると言われる体温調節機能の力を呼び起こしましょう。

2. 夏場のサウナで注意したい3つのこと

イラスト使用:ももん00/ac-illust.com

2.1 ①水分補給をしっかりと

日本サウナスパ協会によれば『1回のサウナ浴で出る汗の量は約300~400ミリリットル』です。

一度でかなりの水分を失うサウナ。水分補給は十分すぎるほど準備してください。

特に夏場は施設に来るまでに汗をかき、すでに水分が失われている状態です。サウナに入る前に必ず水分補給してからのぞみましょう。

2.2 ②サウナに入る前に水通しを

夏場の季節は、サウナに入る前から体が熱を持っている状態。体に熱がある状態でサウナに入ると「心地よさ」を感じにくく、せっかくのサウナの良さが半減されてしまうことも。

そこでおすすめなのが「水通し」です。水通しとはサウナ用語のひとつで、サウナに入る前に水風呂に入って体全体に水を通すこと。

サウナに入る前にさっと体全体を冷やすことで、サウナの心地よさを感じやすくなりますよ。ただし、かなり10度以下設定の水風呂も増えてきたので、体の調子と相談しつつチャレンジしてみてください。(水シャワーもおすすめです)

2.3 ③夏だからこそ最後は水風呂へ

サウナ前の「水通し」もおすすめですが、ラストセットこそしっかり水風呂でクールダウンしましょう。水風呂でしっかり体を冷やしてから帰宅することで、帰り道も心地よさを持続できます。もちろん十分な休息もお忘れなく。

暑い季節もサウナで体を元気にしよう

イラスト使用:くった/ac-illust.com

今回は冬のサウナと夏のサウナの違い、夏のサウナにおける注意点を紹介しました。

今冬にサウナにハマった方は、はじめて経験する夏サウナ。

ぜひ水分補給をたっぷり行い、心地よい夏サウナにしてください。

参考資料

LIMO編集部