トルコ・イスタンブールの地下鉄で撮影された1匹の猫がツイッター上で話題になっています。

投稿したのは、「アジアねこ散歩ch」というYou Tubeチャンネルを運営している@nekosanpochさん。

当ツイートは、2023年5月10日時点で約1.6万件のいいねを集めており、「きゃわわ」「猫ちゃん…」「いいですね~安心して寝られるって」といった具合に、ハートを射止められたという人からのコメントが続出しています。

※ツイート写真は【写真3枚】をご参照ください

※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

「トルコ」の地下鉄で撮影された1匹の猫

「イスタンブールあるある。地下鉄改札のこのスペース、猫が寝る以外の用途で使われているの見たことない」というコメントとともに投稿されたのは、約10秒の動画でした。

出所:@nekosanpoch

そこに収められているのは、まるで自分のスペースのように眠る猫の姿。地下鉄の利用者が全く気にしないことから、当たり前の光景なんでしょうね。それにしてもいい眠りっぷりです。

一つ気になるのは、このスペースが何のために使われていたのかという点。謎は深まるばかりです…。

「猫の都」として知られるイスタンブール

トルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られており、街中にたくさんの猫がいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでいて、保護猫活動にとても力を入れています。

トルコ人がこれほど猫を大切にする理由については、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠に説明されます。

トルコ国民のほとんどはイスラム教徒。イスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にするといいます。

しかし、トルコは他のイスラム教圏の国と比べて特に保護猫活動が活発で、猫だけでなく犬も同様に保護しています。

小さな子供まで猫を慈しむ市民性の根っこには、宗教だけでは語れない何かがあるのかもしれません。

猫の寝床は金属探知ゲートを通る際に使う

大きな話題を呼んだ「地下鉄で眠る猫」。

謎のスペースについて@nekosanpochさんは、「この台は猫が眠る横にある金属探知ゲートを通る際に、ポケットの中のスマートフォンや財布を置くためのものです。ですが、利用者の多い地下鉄では、金属チェックが形骸化しており、台は不要の産物に。そこに猫たちが目をつけたわけです」と説明してくれました。

使っていないことを確認して、自らの寝床にするとは…猫は本当に賢いですね。

猫好きにはたまらないトルコ・イスタンブール

いかがだったでしょうか。今回は地下鉄で撮影された「ぐっすり眠る猫」を紹介しました。

出所:@nekosanpoch

イスタンブールでは、書店で売られている本の上でも猫がくつろいでいます。本当に猫好きにはたまらない街となっています。

@nekosanpochさんが運営するYouTubeチャンネル「アジアねこ散歩ch」では、猫やトルコ、イスタンブールに関する動画が多数投稿されています。

ツイッターアカウントにも頻繁にトルコの猫の画像や動画が投稿されているので、気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

参考資料

小野田 裕太