AI VOLTは5月1日にAIキャラクターとの会話を楽しむことができるLINEアプリ「ドリームフレンド」をリリースしました。GPT-4 APIを使ったLINEアプリとして、好きなキャラクターの人格を持たせて会話することできる日本初のサービスです(AI VOLT調べ、4月30日時点)。

「ドリームフレンド」は、ChatGPTのGPT-4を活用したアプリで、ユーザーは自由にAIキャラクターを作成・育成し、そのキャラクターと高度な会話を行うことができます。具体的には、個々のキャラクターに独自の記憶や口調、性格などの情報を与え、そのキャラクターを精度高く再現します。

LINEで友達追加をするだけで、好きなキャラクターを選んで会話が楽しめるため、手軽にAIキャラクターとの交流が可能です。自分だけのオリジナルキャラクターを作成して育成し、雑談や日常の困りごと相談など、さまざまな場面で活用できます。

【ChatGPT活用アプリ】「ドリームフレンド」でできること

「ドリームフレンド」の特徴は、他のユーザーが作成したキャラクターを探して会話できること、自分自身で簡単にオリジナルのAIキャラクターを作成・育成できること、そして会話の記憶保持やキャラクターの大量の記憶保持にも対応していることが挙げられます。

自分でキャラクターを作るのが面倒な方や他のユーザーの作成したキャラクターと交流してみたい人にも向いています。AIキャラクターの設定を変更したいときは、「教える」ボタンから簡単に変更し、自分好みに育成することもできます。

【ChatGPT活用アプリ】GPT-4を無料で試せる!

現在、ChatGPTのGPT-4を利用するためには、月額20ドルの有料プランに加入する必要があります。しかし、「ドリームフレンド」は初期費用がかからないので、GPT-4の高い能力を無料で試すことができます(5件以上のチャットには有料プランの登録が必要)。

【ChatGPT活用アプリ】LINEの友達追加ですぐに使える

「ドリームフレンド」の利用方法は簡単です。LINEのQRコードもしくはURLを読み込んで友達追加を行い、好きなAIキャラクターを探して会話を始めるか、自分で好きなキャラクターを作成することができます。

【ChatGPT活用アプリ】今後は企業向けサービスも展開

今後はAIキャラクターの精度向上のアルゴリズム改善のほか、音声(通話)機能やアバター機能などの体験の拡張を進めていく予定です。

「推しが相棒」プロジェクトとして、「ドリームフレンド」はさらに進化し、アイドルやアーティストなど、様々な有名人との交流も可能になることを目指しています。公式キャラクターや有名人のAIキャラクターを作成し、ファンとのコミュニケーションがより身近になることで、ファンとの繋がりを強化することができます。

企業向けのサービスとしても、「ドリームフレンド」は展開を予定しています。企業のオリジナルAIキャラクターを作成し、顧客対応やサポート業務に活用することができるため、人材不足や労働負担の軽減にもつなげたい考えです。

参考資料

大蔵 大輔