5月第2日曜日は母の日。

定番の花束以外で何かステキなプレゼントを…と思っている方にオススメしたいのが、鉢いっぱいにキレイな花が咲く豪華な鉢花です。

今回は鉢花の育て方や、母の日ギフトにピッタリな品種を紹介します。

鉢花の育て方

栽培環境

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活発に光合成をおこなわせるために、鉢花は日当たりのよい場所に置きましょう。室内で育てる場合は明るい窓際に。ときどき窓を開けて風通しよくすると、病原菌の発生を抑えられます。

日当たりや気温などの栽培環境は品種によってさまざま。性質をチェックして、適した環境で育てましょう。

水やり

水やりは土の表面が白っぽく乾いてきたら、タップリと与えるのが基本です。鉢底から水が流れ出るまで与え、受け皿にたまった水は必ず捨てましょう。

土の表面だけを濡らす程度の水やりでは、根の回りにある土まで水が届きません。また水を頻繁に与えて土が常に湿った状態では、根腐れを起こして花が枯れてしまいます。

水をかける際は花や葉にかからないように、株元の土に注ぐようにしましょう。

肥料

肥料がなくて枯れるということはありませんが、栄養がたっぷりあると花数が増えて葉もイキイキします。肥料として速効性のある液体肥料を10日に1回程度与えましょう。

花数を増やしたいからと濃い肥料を与えると、かえって株を傷めてしまうこともあります。規定どおりに薄めたものを与えましょう。

花ガラ摘み

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咲き終わった花ガラは早めに摘み取ります。そのまま残しておくと見た目をそこなうだけでなく、種を作ろうとして余計なエネルギーを使うことに。

こまめな花ガラ摘みで新しい花芽が出やすくなり、いつまでもキレイな花を楽しめます。花ガラと一緒に、黄色くなった葉も取り除いておきましょう。

開花後の後始末

毎年花が咲く多年草は、そのまま冬越しさせると翌年もまた開花します。花が咲き終わったら、全体をコンパクトに切り戻しましょう。

鉢の中で根がギュウギュウ詰めになっていたら、一回り大きな鉢に植え替えます。庭で地植えとして育てるのもオススメ。水やりなどの世話を続ければ、またキレイな花を見せてくれるでしょう。