2. 4月からの国民年金と厚生年金は増額も、物価上昇には届かず
貯蓄がなくても年金がしっかりと貰えればいいですが、個人差が大きいものです。
4月からは物価上昇もあり、年金額が以下のように改定されました。
2.1 2023年度の国民年金と厚生年金の年金額
- 国民年金(満額):6万6250円(新規裁定者。68歳以上の方は6万6050円)
- 厚生年金はモデル夫婦(2人分の国民年金と厚生年金):22万4482 円
しかし年金の仕組み上、マクロ経済スライドにより、物価上昇ほどは上がっていません。今年も食品を始めとした値上げが続いており、家計が厳しい方も多いでしょう。
実際に国民(基礎)年金と厚生年金の平均年金月額の平均月額は以下の通りです。
2.2 国民(基礎)年金と厚生年金の平均年金月額
国民(基礎)年金:5万6368円
厚生年金(国民年金部分を含む):14万3965円
- 厚生年金(男性):16万3380円
- 厚生年金(女性):10万4686円
加入月数や収入に応じて決まる厚生年金は個人差が大きく、女性のほうが男性より約6万低いため、老後対策がより重要といえます。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
くらしとお金の経済メディア『LIMO』編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)を保有し、支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じて個人顧客向け資産運用コンサルティング業務に従事し、個人のお金の悩みを解決してきた。特に投資信託や株式、債券などを用い、顧客ニーズにあわせた丁寧でわかりやすい資産運用提案が強み。
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~』編集長。厚生労働省や金融庁など官公庁の公開情報等をもとに公的年金(厚生年金保険と国民年金)、社会保障制度、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに執筆中。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも副編集長として記事を執筆している。3児のひとり親で中学・高校社会科(公民)教員免許保有。趣味は音楽鑑賞と読書(2026年6月26日更新)