フェムテックの認知度は年々増加傾向にある

株式会社宝島社は、10〜70代の読者3349名(女性3054名、男性289名、その他6名)を対象に「フェムテックに関する意識調査」を実施しています。

調査概要は下記のとおりです。

  • 調査名:フェムテックアンケートvol.5
  • 調査手法:インターネット調査
  • 調査エリア:全国調査期間 2023年2月28日~3月7日
  • 回答者数:3349名(女性3054名、男性289名、その他6名
  • リリース公開日:2023年4月7日

上記調査の結果、「フェムテック」という言葉を知っている人が、昨年と比較して11ポイントアップし、全体の6割近くはフェムテックという言葉を認知していることが分かりました。

出所:株式会社宝島社「生理休暇、更年期障害etc. フェムテックに関する福利厚生の充実を求める声が9割超!」

「フェムテック」に関する製品やサービスが年々多くなっていることから、ネット記事やSNSなどで「フェムテック」という言葉が取り上げられやすくなっており、結果的に認知度につながっているとうかがえます。

その一方で、「フェムテックに関する福利厚生があること」について、約9割が知らないと回答しています。

出所:株式会社宝島社「生理休暇、更年期障害etc. フェムテックに関する福利厚生の充実を求める声が9割超!」

フェムテックに関する具体的な福利厚生制度として「生理休暇」「子育て休暇」「不妊治療費補助」などが挙げられます。

「フェムテック」という単語だけが一人歩きしている傾向にあり、具体的にどのような制度があるのか、日常生活でどのように活用できるのかが、まだ認知されていないのが現状です。

企業や政府がフェムテックに関して、積極的な姿勢を見せている現代では、女性が実際にフェムテックのサービスや制度を活用できるような具体的な対策が求められるとうかがえます。