4. 会社員が不動産投資で失敗しないための3つの心構え

これまでご紹介したメリットを見て、不動産投資をやってみようと思った方もいるかもしれません。

しかし、ハードルは下がったとはいえ、不動産投資に取り組むにあたっては、以下のような点に注意する必要があります。

4.1 本業をおろそかにしない

不動産投資を始めても、いきなり多額の収入を得られるとは限りません。

不動産投資には多くのリスクもあります。

不動産投資に熱中するあまり、本業をおろそかにしては本末転倒です。最初はサラリーマン大家として、自分の余裕のある時間を活用して投資をするようにしましょう。

本業からシフトするのは、最初の物件が軌道に乗ってからでも遅くありません。

4.2 ゴールを明確に

どれくらいの収入を不動産投資で稼ぐのか、ある程度想定しておきましょう。

小遣い稼ぎ程度でよいのか、将来的には専業大家になるのか、といったことです。

専業大家になるつもりもないのに、多額の投資をするのは失敗の可能性を高めることになります。

どこかの段階で修正するのは問題ないにせよ、できるだけゴール地点は明確にしておきましょう。

4.3 成功率は高くとも投資であることに注意

不動産投資は努力と工夫次第で成功率を高められるものです。

とはいえ、成功率は高くとも、不動産投資は投資のひとつ。

投資は100%の成功を約束されたものではありません。

最初は余裕資金と、物件の売却益で返済できる程度のローンから始めるのがよいでしょう。