3. 退去時のトラブルを防ぐために借主ができること
退去時のトラブルを防ぐためには、原状回復にかかる費用を貸主・借主のどちらが負担すべきか一般的な基準を理解しておくこと、そして賃貸借契約の内容をきちんと理解した上で締結することが大切です。契約内容でわからないことがあれば、その都度不動産会社などに確認しましょう。
さらに、物件情報が記載された広告や賃貸借契約書、重要事項説明書、その他入居時に配布される書類などを保管して、何かあったときにすぐ内容を確認できるようにしておくことをおすすめします。
また、入居前から存在していた傷・汚れを写真や動画で保存しておくこともトラブル防止に役立ちます。貸主や管理会社によっては入居時にあった傷・汚れなどの現状を確認してもらう「入居時チェックリスト」を配布しているところもあるため、しっかりと記録して入居時の状況を報告しておきましょう。