マイナポイント受け取りの注意点3つ
マイナポイントをスムーズに受け取るために、以下の項目を確認しましょう。
注意点1.決済サービスによっては事前登録が必要な場合がある
マイナポイントアプリで決済サービスを選択する前に、事前に登録が必要な決済サービスがあります。
たとえば、クレジットカードのイオンカードは、決済サービスIDとセキュリティコードの確認のために、イオン銀行ホームページ内のマイナポイント事業特設サイトで事前登録をしておく必要があります。
決済サービスが決まったら、マイナポイント公式ページの「事前登録が必要な決済サービス一覧」、またはその決済サービスのWebサイトで事前登録が必要かどうか確認しておくといいでしょう。
注意点2.決済サービスによってはポイントの受取に手続きが必要な場合がある
マイナポイントを受け取るために、受取の手続きが必要な決済サービスがあります。
たとえば、電子マネーの「WAON」の場合は、イオンの店舗に設置してあるWAONステーションやイオン銀行ATMなどで、申込みをしたWAONカードにポイントをダウンロードする必要があります(モバイルWAONやApple PayのWAONの場合は、スマートフォン上で受け取ることができます。)
受取に手続きが必要な決済サービスは、マイナポイント公式ページの「ポイント受取に手続きが必要な決済サービス一覧 」で確認ができます。
注意点3.子どもの分を申込む場合、同じ決済サービスは使えない
マイナポイントをもらうための決済サービスは1人につき1つの決済サービスしか選べません。そのため、小さい子どもに代わって、親が代理で申込む場合に、親の決済サービスに合算することはできません。
この場合、子ども名義の決済サービスがなければ、親の名義の別の決済サービスを選択する必要があります。
マイナポイント第2弾は家族の分まで確認を
マイナポイント第2弾は、最大2万円分のポイントがもらえることで注目されていますが、家族の分までは申し込んでいないという人は意外と多いように思います。
特に、小さい子どもは、本人名義のキャッシュレス決済やの預貯金口座がない場合もあって、諦めてしまうケースがあるようです。この場合、代理人として親の名義の決済サービス(親の名義の別の決済サービス)で申込みができることを知っておくといいでしょう。
公金受取口座の登録は、子ども本人の名義の口座がない場合は登録することはできません。しかし、施策1や2は申し込めるので、最大1万2500円分のマイナポイントは受け取れます。マイナンバーカードを取得していて、マイナポイントの申込みをしていない人は、この機会に申し込んでみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 総務省「マイナポイント第2弾事業」
- 政府広報オンライン「マイナポイント第2弾!ポイント申込期限は2023年9月末まで!」
- マイナポータル「マイナンバーカードの健康保険証利用」
- デジタル庁「よくある質問:健康保険証との一体化に関する質問について」
- 総務省「マイナポイントの申込み方法」
石倉 博子