LIMOが2022年4月にお届けしたガーデニング記事から、人気の記事をピックアップして再掲載します。
(初掲載*2022年4月27日)
春の間、色とりどりのカワイイ花を咲かせてくれたチューリップ。見ごろもそろそろ終わろうとしています。
チューリップは咲き終わりのシーズンを迎えたら、来年に向けてのお手入れが必要。残っている花や葉、球根はどうしたらよいのでしょうか。
そこで今回は、来年もカワイイ花が楽しめるように花後の手入れや球根の掘り上げ方法、保存の仕方を紹介します。
【注目記事】NHK朝ドラ『らんまん』主人公のモデル「牧野富太郎」とは?博士が愛した草花も紹介
1. 花後の手入れ、方法は?
1.1 花は早めに切り取る
チューリップは閉じたり開いたりしながら数日間咲き続ける植物。カワイイ花はいつまでも見ていたいものですね。
花びらが完全に散ってしまうまで待っていると、球根はその間に栄養を花に奪われ続けます。できれば完全に咲き終わる前に花をカットしましょう。切り取る時期が早いほど球根の体力を温存できます。
切り取った花は室内に飾って楽しみましょう。花が長持ちするように、よく切れるハサミで切るのがポイント。茎が水に浸かると腐りやすくなるので、花瓶の水は少なめに。こまめに水を換え、少しずつ切り戻しすれば日持ちします。
1.2 葉はそのまま残しておく
光合成をさせるために地上部の葉はそのまま残しましょう。葉が緑色の間は日光を受けて養分を作り、地中の球根にため込みます。
水やりも必要で、液体肥料を1~2週間に1回ほど与えると球根がよく太ります。大きく生長した葉がほかの植物の邪魔にならないように、麻ひもなどで縛ってコンパクトにまとめておくとよいでしょう。